金賞は日光国立公園内「小田代ヶ原」の紅葉!第126回口コミ付観光写真コンテスト結果発表
金賞
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小田代ヶ原は、日光国立公園内の戦場ヶ原の西側にある、カラマツや山々に囲まれた湿原帯です。
環境省の日本の重要湿地500、ラムサール条約湿地に登録されていますが、国際的な保護体制が敷かれている「特別保護地域」にもなっているので、湿地帯の中には入れませんが、代わりに小田代ヶ原の周囲に設置された高架木道歩いて、小田代ヶ原を愛でる事になります。
10月は小田代ヶ原を取り囲む山々が紅葉し、また、草もみじが湿原帯を染め、早々と秋の装いを織りなしてました。
国道から離れた場所にある小田代ヶ原は、マイカー通行禁止なので、自動車に邪魔される事無く、人工音の無い小田代ヶ原を愛でる事が出来ます。
展望地にはテーブルとベンチがあるので、そこで休憩や弁当を広げる事が出来ますが、草もみじと、その奥にある日光の山々の景色は癒されます。
小田代ヶ原は、標高1,400m余りの場所に位置するので、シラカバが各所にあり、白い幹を入れて撮ると、高原の様子を醸し出していました。
昼間に来ると、そんな小田代ヶ原の景色を愛でる事が出来ますが、その小田代ヶ原の中に、「貴婦人」と呼ばれる大きなシラカバの木があります。
小田代ヶ原は湿原の盆地ため、特に晩秋から初冬にかけて、放射冷却現象で朝霧が溜まりやすく、早朝はその朝霧が小田代ヶ原全体を覆います。
風の無い朝霧が溜まった小田代ケ原は冷え込みますが、朝日が小田代ヶ原を照らし始めました。
すると、今まで小田代ヶ原を覆っていた朝霧が動き始め、徐々に朝霧が薄くなっていくと、貴婦人が姿を現しました。
太陽が昇るほどに金色の光線が強く照らし始めると、さらに生き物のように朝霧がうごめきました。
その様が、まさに朝霧を纏った「貴婦人」。
とても幻想的な光景が広がっていました。
手足が凍えるほど寒いですが、一心不乱にシャッターを押していると、非情にも風が吹き始め、あっという間に朝霧が消えてしまいました。
しかし朝霧が無くなっても、霧氷が付いた木々や、黄葉したカラマツも美しく、それはそれで美しかったです。
この日は1時間にも満たない短時間で、幻想的な自然現象は終わってしまい、少々物足りなかったですが、そこは自然現象。仕方がありません。
実はこの朝霧を纏う貴婦人は、カメラマンに大人気の自然現象で、低公害バスが発車する赤沼駐車場バス停留所は、土日祝日に限り、朝4:00から30分おきに、小田代ヶ原行きのバスが運転されるほどです。
ですから、
「明日は晴れて放射冷却現象が起こる」
と思われる週末は、100人くらい??(それ以上かも??)の、非常に多くのカメラマンが小田代ヶ原の展望台付近に集まり、カメラを構えます。
朝霧や霧氷がなくなると、多くのカメラマンは早々と退散してしまったので、人工音の無い小田代ヶ原を、ほぼ貸し切り状態で満喫出来ました。
ベンチに座って休憩していると、沢山の野鳥の”さえずり”だけが聞こえるので、それだけでも訪れる価値があると思いますし、コンビニで買ったおにぎりも、ひと味もふた味も、美味しい様な気がしました。
同じ紅葉の名所である日光国立公園内にありながら、有名な華厳の滝や竜頭ケ滝は、観光客でごった返していると思われますが、ここはアクセスがしにくい分、早朝を除き、観光客も少ないので、まさに穴場の観光スポットと思えます。
森の奥から、女性が「キャー」と言う声を太くしたような感じの音が聞こえてきました。
傍で座っていた観光客が
「この音は何かしら?」
と聞かれました。
実はこの、女性が「キャー」と言う声を太くしたような感じの音は、「ラッティングコール」と呼ばれる、秋の繁殖期を迎えたオスのシカが、メスのシカに自分をアピールするための鳴き声で、今時期しか聞く事が出来ない、貴重なシカの鳴き声???です(笑)
そんな会話をしながら過ごす小田代ヶ原。
本当に心から癒される小田代ヶ原の大自然。
少々風が冷たいですが、ゆっくりしたくなる魅力がある大自然です。
8:00には朝便のバスが運行され、観光客が訪れますが、その時間に訪れた観光客は、まさかそんな早朝に沢山のカメラマンがカメラを構えていたなんて、思いもよらないと思います。
小田代ヶ原からは、戦場ヶ原や西ノ湖、千手ケ浜方面への散策路が整備されていますし、また低公害バスは、赤沼バス停〜小田代ヶ原〜千手ケ浜と運転されてますので、時間があれば、利用されるのも一案です。
また、平年は湿原の小田代ヶ原ですが、豪雨などが続くと湿原に水が溜まり、通称「小田代湖」が出現します。
これは数年に一度あるか無いかの、幻の現象ですが、早朝や夕暮れなどの無風の時は、湖面が水鏡になり、普段とは違った光景を望む事が出来ます。
朝霧を纏う貴婦人を見るのは、なかなか難しいですが、人工音の無い小田代ヶ原は、大自然に囲まれた非常に癒される場所ですので、是非参考にして頂けたらと思います。
〇アクセスなど
・赤沼駐車場バス停より、低公害バス10分
・赤沼駐車場バス停、竜頭ケ滝の上駐車場、千手ケ浜より、散策路を3〜4?
・小田代ヶ原展望台に、トイレと休憩所あり
・マイカーは通行禁止。低公害バス、自転車、徒歩のみ
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銀賞
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西播磨の山里を華やかに彩る❝馬場コスモス畑❞を訪ねてみました。
令和 元年 10月20日(日) 天候:晴れ
田園風景が広がる早朝の県道442号線を走っている...と、遠くに稲刈り後の殺風景な田畑の中ほどにピンク色の布を縫い合わし、パッチワークの図柄ように貼りついた花畑が目に入ってきました。
近づくにつれ鮮やかに色づいた“コスモス”が咲き誇り、広〜い空間を美しく染め上げていました。
早朝です・・・朝露に濡れた花々が爽やかな朝の光に照らされキラキラ...と、煌めいていました。
久方ぶりに訪ねた❝馬場コスモス畑❞∼・∼毎年予定に入れながら台風や天候不良のため断念してきました...が、ようやくやって来れました。
「かみさん」が楽しみにしていた“コスモス畑”の一つ...です!
早速500万本の“コスモス”が咲き揃う花畑を散策です。
日常からかけ離れた美しい空間に降り立った「かみさん」・・・テンションが上がり花畑の中を子供のように燥ぎながら歩き廻っていました。
私が最初に出会ったのは…花畑の中で日傘を差したモデルさん?を被写体に写真愛好家の方たちが撮影会をされていました。
その方々と挨拶をかわし合い∼・∼あぜ道を‘ゆっくり’歩き…そして、可愛く咲いた花たちを撮り、愛でながら花園を巡っている...と、一際大きく育った“コスモス”が、‘ふんわり’...と、した花びらを風に揺らしながら秋空に向い咲いていました。
何時もの如く❛パチリ❜...と、一枚撮っておきました。
飽きる事のない花畑を‘うろうろ’...と、歩き回り少々疲れた私達∼・∼車に戻り暫くの間休憩...です。。。
時間が経つにつれ小さな子供を連れた親子連れやシニアのカップルの人たちが“コスモス畑”に賑わいを見せ始ました。
折しも当日は、24回目の【コスモス祭】が開催されていました。
「毎年10月の第3日曜日に行われます」
大きな仮設テントが立ち並ぶ会場内ではセレモニーとイベントが行われるようで地元の人たちが忙しそうに動き回られていました。
お偉方のスピーチが始まり・・・❝コスモス祭❞の開催宣言がなされます。
私達も参加させて戴きました。
イベントプログラムの最初は地元の可愛い園児たちによる“お遊戯”から始まりました。
スケジュールに合わせ次々に演技が披露されてきます。
広場では隣町の御津町から来られた≪御津梅太鼓(和太鼓)≫の力強い律動が会場内に響き渡り、お祭りを大いに盛り上げていました。
その後、地元中学生が練り踊る?よさこい踊り?が始まり、会場が一体となる楽しい踊りに大きな拍手が送られていました。
次から次に披露される演目∼・∼次は地元神社・〘馬場加茂神社獅子保存会〙による獅子舞の見事な演舞が披露され、多くの観衆を楽しませていました。
そして、お祭りを楽しむ中では欠かせないイベント・・・屋台...です!・・・その味わいコーナーでは「焼きそば」や「焼き鳥」・「焼き芋」・「たこ焼き」ets...と、子供たちが揃って店先に集まる姿は‘いずこ’...も、おなじ光景でした。
お祭り会場を後にし、“コスモス畑”に戻り...ます!
花畑には子供たちの歓声が響き渡り、多くの人たちが秋空のもと・・・あぜ道歩き∼・∼綺麗に咲いた“コスモス”の花々を愛でながら秋の一日を楽しまれていました。
あぜ道に立ち…その光景を眺めていると「かみさん」が私の傍に寄ってきて・・・❛来てよかった❜...と、小さな声で呟いていました(*^-^*)
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秋も深まりつつあるこの時期、三重県東員町の休耕田では、白やピンクのコスモスが敷き詰めたじゅうたんのようにして私達の目を楽しませてくれています。
毎年三重県東員町山田の三岐鉄道北勢線東員駅前にある休耕田で、コスモスが咲き誇ります。
町が1990年ごろから田畑を借り、毎年場所を変えてコスモスを育てています。
今年も東員町総合文化センター東側の休耕田で200万本のコスモスが花開きます。
例年見頃は10月半ばまで。
何と言っても、ここの特徴は三岐鉄道とのコラボレーション!
三岐鉄道・北勢線は三重県を通る鉄道路線。西桑名駅から阿下喜駅まで、全13駅約20キロの道のりを1時間ほどで走る鉄道です。
そしてこちらを走る線路は日本で3本しかないナローゲージ(特別狭軌)、つまり線路も細ければ車体も小さく、まるでおもちゃの電車のよう。一般に営業している鉄道の中では、一番線路幅が狭く一番小さな電車なのです。
なんと線路はディズニーランドの蒸気機関車と同じ細さだそうです。
その日本で一番小さいおもちゃのような電車をバックにコスモスが咲き誇ります。
日本広しと言えど、ここ三重の三岐鉄道でしか見ることが出来ない光景です。
開花時期 2019年10月上旬〜2019年10月下旬
場所 東員町総合文化センター東側
住所 員弁郡東員町山田
公共交通機関でのアクセス 三岐鉄道北勢線「東員駅」下車、町オレンジバスで約3分「総合文化センター」下車
車でのアクセス 東海環状自動車道「東員インター」から約8分
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秋田市の景勝地・大森山にある動物園「大森山動物園」に行ってきました。
アクセスはJR秋田駅からバスで約30分。電車ではJR羽越線 新屋駅から徒歩約20分。
入園料は大人730円、高校生以下は無料となってます。
期間中は無休ですが、冬期は土・日・祝日のみの営業となってます。
大森山動物園に来たのは2度目、前回は夕立に降られて大変な思いをしたのですが、今回はとても良い天気で雨の心配もなさそう。
入園してさっそくレッサーパンダの「まんまタイム」があるというのでそちらに向かいました。
まんまタイムとは動物達のお食事タイムで、飼育員さんの解説があったりとぜひ見ておきたいイベントなんです。
日によってどの動物が何時からか違うようなので、事前にホームページなどをチェックしてお目当ての動物のまんまタイムを見れるように向かうのが良いでしょう。
今回私が見れたのはレッサーパンダとカピバラのみでしたが、人気のレッサーパンダのまんまタイムではたくさんの方がカメラを構えてごはんを食べる仕草を撮影していました。
この動物園の凄いところは動物との距離が近いところ。特にまんまタイムではお客さんが見やすい場所に餌を置いてくれるので、特に見やすい(撮影しやすい)ですね。
私達はここから右回りに動物園を一周することにしました。
見たかった動物の一つ「キョン」。「八丈島のキョン」でも有名な小さな鹿です。とてもかわいいと思ってましたが、よく見るとオスには角だけでなく鋭い牙も生えていてけっこう怖い顔してました。
檻に囲まれた動物も檻の一部がアクリル板のようなものになっているので、そこから観察(撮影)することができます。
他の動物も展示方法が工夫されているものがあり、とにかく見やすい、動物との距離が近いです。
カンガルーなんかは柵の中に入って見ることもできちゃいます。
この工夫と動物との距離は東北の動物園(サファリパークは除いて)一番ではないでしょうか。
橋を渡り、ゾウやキリンなどの大型の動物とチンパンジーのエリアへ。
ガラス越しの大きなチンパンジーにはちょっとビックリしちゃいました。
キリンを近くで見たくて観光客の皆さん呼んだりしてましたが、なかなか来てくれないものですね。
また橋を渡り「王者の森」へ。ここは大型肉食獣のエリアです。
私が一番楽しみにしていたのはここでした。特にシンリンオオカミがお気に入りなんです。
寝てばかりのライオン、同じルートをひたすら動き回るトラ、恐い肉食獣も動きは様々です。
ユキヒョウは柱で爪研ぎをしだしたりして、そのしぐさはまるで大きなネコです。ネコ科でもトラやライオンよりネコっぽいです。
お楽しみのシンリンオオカミの檻に到着すると、なんとオオカミが遠い。森の王者らしくドンと座って動かない、そんなところが凛々しくて好きなんですけどね。
何度か檻の前を行き来してみましたが近くに来てくれそうもないので、今回はあきらめて望遠で撮影しました。
軽食コーナーで「とらソフト」という動物園らしいチョコバナナ味のソフトを食べ、最後にミーアキャットやカンガルーやアシカのエリアを見て、入園ゲートにあるビジターセンターへ戻りました。
ショップでお土産を買っているともう閉園時間に、時間を忘れて動物園を楽しんでいたみたいです。
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銅賞
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たまたまウェブで検索したらヒットしたので行ってみたのですが、すごく景色が良くパワースポットって感じでした。
これを目的として来たのではなく、キャンプ場でキャンプをした帰り道にまっすぐ帰るのもと考えて検索をかけました。
子供達はまた「何処かにいくの?」と面倒くさそう。
まっすぐ帰ってゲームがしたいようですが、せっかくなのでと調べると・・・
本当にたまたま写真がチラリと出てきたので、気になって深く検索。
キャンプ地から車で1時間かからない!
子供達の反対をよそに家とは逆方向へ車を走らせました。(笑)
近くまで来ましたが何処かで見たような道・・・
今まで何度か通ったことがある道でした。
大きな道からそれたところから少し上がると、急に勾配が強くなり、周りにはナシや柿などの農園がいっぱい!
そういえばこの辺りはいろいろな果物が有名でした。
坂を上りきったところに車が何台か止まっており、その向こうに赤い鳥居が見えたのでここが駐車場だと気づきました。
車を降りて気づきましたが、一気に駆け上がったおかげですごく見晴らしのいい景色が目の前に広がっておりました。
高い建物がなく、広々とした平野が広がり、気持ちの良い景色。
そこで目に飛び込んでくるのは、今駆け上がってきた(車で)急こう配の一気に下まで続く赤い91基の鳥居!
かなり壮観です。
とりあえず本殿を参ってから写真を撮ろうかと思い、自分の足で残りの階段を上りました。
本殿は小さく、普通の稲荷神社です。
鳥居の迫力が凄すぎて、本当に普通の神社です。
なんなら小さいぐらいです。
でわでわと鳥居の方へ向かいますと、観光客で順番待ち状態。
マニアックな観光地の割に観光客が途切れない。
駐車スペースが狭いから人はそんなにいないのに、途切れることがない。
人が入らない写真を撮りたいけど、かなり難しい状況。
とりあえず諦めて、人を入れない努力をしながら撮りました。
構図は妥協するしかないですね。
今度は下道で1時間半かけて人のいない時間に訪れようかな・・・
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