世界遺産・石見銀山の口コミ一覧（９〜１０点）

世界遺産の石見銀山は、ガッカリ世界遺産とは言わせない。オススメ世界遺産です。

鉱山の石見銀山だけを見れば間歩(まぶ)と言われる坑道だけの鉱山で規模が小さく見えます。

町並み地区800mと銀山地区2.3kmを約2時間かけて歩くと多くの発見が有り素晴らしい世界遺産だと思います。

今回は、各施設をひとつずつ紹介するのではなく世界遺産の石見銀山として全体を感じて頂けたらと思います。

日本の銀は、16世紀半ばから17世紀はじめには世界の３分の1を排出したと言われていていました。その大半が石見銀山からだと言われています。時間が許せば車で30分の所にある温泉津温泉(ゆのつおんせん)にある沖泊の港を見学するのも良いですね。
小さな港ですが、ここから世界に向けて銀が輸出されたと思うとロマンを感じます。

石見銀山は大きく分けて、３つのエリアに分かれます。私の個人的印象ですが。
1は、石見銀山世界遺産センターです。
　　 こちらで資料や石見銀山について学びま
　　 す。
　　　バス又は、車で銀山地区か町並み地区の
　　　駐車場を目指しますが、駐車スペースは
　　　少なくてバス移動が一般的かもしれませ
　　　ん。バスは9時台と12時台は便利ですが
　　　他は1時間に一本ぐらいなので、少し残念
　　　です。
2は、町並み地区です。
　　　バスで大森代官所跡バス停まで行って歩
　　　くことをオススメします。
　　　銀行も町並みに溶け込んでいて、地域の
　　　方が世界遺産を盛り上げようと頑張って
　　　いる印象を受けます。
3は、銀山地区です。
　　　道標が分かりやすくて脇道にそれなが
　　　ら、石見銀山龍源寺間歩を目指します。
　　　途中には、立入禁止の数多くの間歩を見
　　　る事が出来ます。
　　　製錬所跡なども興味深く見る事が出来ま
　　　す。
　　　石見銀山が大規模な銀山だったと肌で感
　　　じる事が出来ます。

徒歩に自身がない方はレンタサイクルや電動ゴルフカートが運行されていたりします。

龍源寺間歩の営業時間
9:00〜17:00 12月〜2月は16：00まで
最終入場は10分前
料金
高校生以上　410円　　小中学生　210円

世界遺産になるまでその存在を知らなかったけれど、町並みも含め非常に古い歴史を感じることのできるところでした。大森代官所跡から龍げん寺間歩まではあるいて1時間くらいで、五百羅漢とか他の寺をみて大体往復3−４時間くらいかかりました。　間歩では、一番奥に実際江戸時代（？）に使っていたままの状態の間歩があり、それをみると当時の状況を想像せずにいられませんでした。　そのほか、この地域では鏝絵（こてえ）やせき州瓦が有名で、それぞれある寺などで見ることができるのでそれも見所なので、せっかくなので見たほうがいいと思います！　木造の古い家並をみるのも昔にタイムスリップしたような感じで、こんなところがあったんだ！と新たな発見でした。

3年前の秋・世界遺産に登録される前に石見銀山へ車で行きました。銀山だけあって、駐車場から龍源寺間部までは思ったより距離がありましたが、道中は緑が綺麗で山道の割に歩きやすいので苦にはならなかったです。
入り口は屈んで入る狭いものでしたが、間部内は思いのほか広く左右に人一人入れるかどうかも怪しい銀を掘り進んだ穴があちこちにありました。昔の人が現代の人よりいかに小さいかということと過酷な労働条件が、遺跡とパネル展示から感じ取れました。ただ見学できる遺跡の距離は短く、なかには「もう終わったのか？」と感じる方もいるかもしれません。
間部からちょっと離れたところには、情緒ある町並みや五百羅漢、また歴史にあまり関心がない人も温泉や買い物や食事で十分楽しめると思います。

最初レンタサイクルを借りるつもりでしたが…
無料ガイドツアーをオススメされ
思い切って歩くことにしました。

ガイドさんの説明を聞かなかったら
きっと〜あまり理解することなくただ行っただけ…
というカンジになっていたと思います。

朝早めに行くと車が入れる一番奥（ガイドツアー出発地点）にとめられ便利だと思います。

大森の町並みはできる限り昔の形を残しており、かつて岩見銀山が栄えた時代に思いをはせながらゆっくりと散策することができます。おみやげものやさんでは銀でできたアクセサリーを売っているところなどもありました。
近くに温泉もあり、歩いた後の疲れをとるには最適です。

鳥取から２時間、こんなに遠いとは、しかも、主要幹線道路が１本しかないので、混むと全く進みません。まあ、ゴールがわかりやすいので迷うことなくいけますが。駐車場に止めると徒歩でもバスでも行けます。駐車場のスタッフはおもてなし上手で、笑顔で挨拶してくれますよ。父母といったのですが、鉱山で働いている人に思いを寄せたらしく、少し息苦しくなったり、泣きそうになってました。鉱山自体は小さく、５分程度で終わりますが、道中の道が素晴らしく、明治、大正、昭和を感じることができます。たくさんの観光客がきていても、ゆったりと時間が流れています。お茶どころ、松江が近いせいか、お茶屋もいくつかあって、休憩できます。
おみやげ物はそんなにありませんが、旅情を感じるものがたくさんあります。世界遺産を期待しすぎると鳥取砂丘のようにハズシてしまうかもしれませんが、銀山と周辺集落、そして住民の取り組み全てを堪能すればとても素敵なひとときになると思います。
旅行好きな人が島根県が一番好き、と答えるワケがわかるような気がしました。

日本で一番最近世界遺産に登録されました。大森の町には、かって世界一の銀山であったことをしのばせるたたずまいがあり、昔をしのびながら歩く風情がありました。また、採掘した銀を積み込んだ温泉津（ゆのつ）には、４５度の源泉の「かけながし」銭湯が２箇所あり、旅の疲れを癒してくれます。

駐車場から間歩までは結構距離があるので、歩くのは…という方はレンタサイクルが便利です。
私は歩きましたが、のんびりとした町並や、途中に咲く花を見ながら歩いたので、苦になりませんでした。
間歩の中は結構奥行きがあり、ひんやりとしています。これが人の手で掘られたんだなーと思うと、本当に感動しました。作業の様子の説明を読むと、本当に大変な作業で、さらに感動しました。
街並みもとても好きです。
古民家を改装したお店がほとんどで、景観を壊すことなく共存している感じです。
なかでも群言堂というお店に併設されているカフェは、窓が大きく明るい雰囲気で好きです。秋限定のおいものタルトがすごくおいしかったです。数に限りがあり、早めにいかないと売り切れてしまうようです。

採掘場所はせまくて奥があってこわかったので映像だけで我慢しました。観光客でいっぱいで入るのもたいへんそうでした。駐車場は停められない車が結構いました。タクシーでいきましたが混んでいる日だったらしくすんなりとはつきませんでした。時間が沢山あるなら　採掘場に入ってみるのもいいかも。

世界遺産に登録される前に行きました。
ちょうど子どもの日ということもあり、入場した子どもには、実際に採掘された、銀のついた岩をプレゼントしてくれました。よく見ないと、どこにあるのか分からないくらい小さな銀ですが、逆に、これほど小さな銀を見落とさずに探さなければならないのかと、リアルに感じることができます。