広大な園内は徒歩のみという制限がかかっている。
園内バスとかは運行してない。
駐車場から坂道があり車いすではけっこうキツイ。
東京ドーム11個分の敷地を踏破するのに体力がいる。
<東京ドーム11個分。3時間あれば大体一周できる>
■概要
千駄堀という土地の自然を守るためにみどりの日に開園した都市型公園。
千駄堀池にやってくる野鳥観察のための施設が充実しており四季を通じて屋内から観察が可能。
キッズには広大な芝生広場と巨大遊具が人気。
ゴミ箱がないので注意。
ざっくり回って3時間だが縄文の森の中に分け入って竪穴住居の見学(博物館で要受付)までしたいなら+1.5時間。
朝から夕方までさまよえる素敵な公園である。
楽しい、面白い、大好き。
<空と太陽と湖面が美しい公園>
■感想
2023年秋、ツキノワグマ遭遇を恐れてハイキングや登山をあきらめた。
大規模駆除がない限り、春も夏も秋も山から遠ざかるだろう。
残念である。
それでも山景色や紅葉を楽しみたいので21世紀の森と広場にやってきた。
大正解だった。
松戸の山景色に出会える(厳密には山ではない。森)。
モコモコの紅葉が重なって遠目に美しい。
近くに寄らば日に透けた紅葉がきらきらに美しい。
<いたるところに紅葉があり美しい>
同時に寒風ふくすさぶ自然の強さよ。
体温がもってかれるので暗くなる前に離脱が望ましい。
16時を過ぎると急速に日が暮れる。
おーさむさむ。
●千駄堀池
池の周りをウォーキングしてる人が多い。
また餌を求めて野鳥が数多く訪れ、野鳥観察者がそれを目当てに集っている。
<野鳥観察のメッカらしい>
場んでっとさんが鳥を探してたところ、彼らに鳥情報を教えてもらった。
「あっち!カワセミがいるよ!」
「今日はオオタカが複数カラスに追われているのを見つけた」
親切でほくほく。
一時間に一回、水面に霧噴射される。
それで鳥と激写できれば幻想的な写真が出来上がるだろう。
狙ってみたがなかなか難しい。
<橋の上から。この角度だと夕日が画面の端に映る。>
●野草園
山・草原・湿地・水辺の植物が生えている。
訪れたところ、職員が寒い中一生懸命整備を行っていた。
庭園らしく美しいたたずまいが保たれているのは彼らのおかげだ。
寒くなってきたので虫はほとんどいない。
夏から秋にはセミやトンボやその他虫であふれてるらしい。
●つどいの広場
キッズ向けの巨大遊具の周りにレジャーシートが多数敷かれて拠点になっている。
キッズらはここから芝生広場に飛び出していた。
<大人はつかっちゃだめらしい>
<音のなる遊具>
<児童用遊具。砂場と山>
あまりに巨大な芝生広場である。
これに匹敵するのは葛飾区水元公園の中央広場ぐらいしか思いつかない。
とにかく広い。
遠近感がおかしい。
●みどりの里
お花が咲いているのでここが一番好き。
大花壇は植え替え中で葉キャベツに変えられているところだった。
帰り際に完成してスタッフがベンチで休憩していた。
どこの公園でもコスモスは枯れ際で撤去されてるのにここは種がついて花びらが飛んでもギリギリまでコスモスを残す方針のようだった。
数少ない花が愛でられて満足であった。
<まさかのミッ〇ーマウス?な葉キャベツ花壇。正月対応>
<葉キャベツ花壇>
●縄文の森
遠目に紅葉が美しい森。
中に入れるようだが時間がないので割愛。
博物館から申し込むと通路が開けるのか、それともダイレクトに突入できるのか。
謎に包まれている。
いつかは挑戦したい。
中に竪穴住居の再現があるそうだ。
<左側は縄文の森>
<飲食店らしい。平日は営業してなかった>
●総括
とても楽しい。
初めて来たが大満足の行楽だった。
里山感の強い公園だった。
空が広く、水と光が美しい。
まだ秋しか知らないがぜひともまた来たい。
楽しい。