国立西洋美術館の口コミ一覧（９〜１０点）

ここはフランス人建築家ル・コルビュジエが建築したとの事で企画展を見に行きました。フランスでのル・コルビュジエの建物も見ていましたが、勝る劣らずに素晴らしかったです。中のロビーのソファーに座っているとその空間に酔えました。まるで日本ではないように思えます。中にあるレストランもコースで手軽にいただけて雰囲気共に満足できました。

絵心のない私ですが、昨年の夏の事、コローの絵にひかれて初めてここに行きました。
都会の真ん中にありながら、落ち着いた静かな佇まいに、ほっとさせられるものがありました。
日本の東京にありながらなぜ、西洋美術館という名前なのか不思議だったのですが、昨年の１１月ごろだったと思いますが、テレビでその名前の由来と、大変な戦争のさなか、命がけで集めたり守ってきた事実を知り感動して、さらにこの美術館が大好きなりました。
命がけでこれを残した人の名前が思い出せず、苦しんでいます。

学芸員の気合が伝わる、落ち着いた学識高い美術館です。ヨーロッパの中でも、名前が知られている作品だけでなく、マイナーな作家の名作が常設でたくさん観賞できます。毎回、有名な教授の講演会を開催しており、図録も素晴らしいです。浮ついたところがない点が気に入っています。前の広場にあるロダンの地獄の門やカレーの市民で出迎えられてしまう辺りが、カッコいいですね。レストランでは、企画展に応じたメニューがあるみたいですが、1人で行くには敷居が高そうだったので、行けていません。少しきれいめの服装で行った方が馴染みやすいと思うので、今度こそはカフェでも休憩してみたいです。

企画展と常設展を両方見たら丸一日かかる勢いの、広い美術館です。企画展は大規模なものが多いし、常設展も王道の名画がたくさんあるので、関東在住の方はもちろん、もっと遠方の方でもわざわざ来る価値があると思います。順路は分かりやすく、絵の説明もしっかりしている印象です(初心者にはちょっとお固く感じられるかも)。

私は企画展の後、常設展のお気に入りの絵だけ見て帰ることが多いです。企画展が混んでいる時でも、常設展はたいてい空いていてじっくり見る事ができますよ。建物はちょっと古いですが、手入れが行き届いている印象です。

ここは、企画展より常設展がお勧めです。ロダンやモネ、かなり良いものがそろっています。　上野公園の中の美術館では一番好きですね。クリスマスが特にお勧めです。ロダンの彫刻がライトアップされ、それはそれは幻想的ですよ。

企画展示はとても混むことが多いですが、常設展示が隠れたヒットです。
印象派の作品点数が多く、モネなどを堪能することができます。
高村光太郎の彫刻などもたくさんあります。

大きな窓にデザイナーズチェアがおいてあるので、休憩としてゆっくり椅子にすわって外をながめるのも心地いいです。