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日本で最初に作られた、学問の神様「防府天満宮」の紹介です。
受験シーズンが近づいてきましたが菅原道真公をお祀りした防府天満宮に参拝されてはいかがでしょうか。
福岡の太宰府天満宮や京都の北野天満宮よりも先に、どうして山口に作られたのか不思議だったのですが、そこにはドラマがあったのです。
菅原道真公は無実の罪で九州大宰府へ左遷されるます。その途中、道真公と同族の国司で土師氏を頼り、本州最後の寄港地となる防府にたちよりました。
そこで読んだ歌が「此地未だ帝土を離れず願わくは居をこの所に占めむ」(この港を出発すれば次はいよいよ九州であるが、この防府の地は天皇のいらっしゃる京の都とまだ地続きである。願わくはここ松崎の地に住まいを構え「無実の知らせ」を待っていたい。) と願い九州へと旅立たれました。※防府天満宮HPより
太宰府で亡くなったその日、神光が現れ道真公が帰ってきたと信じた国司たちが、この防府の地に菅原道真公をお祀りしたのが防府天満宮です。
この様な物語を知ると思い入れが強くなり景色が違って見えるのは私だけなのでしょうか。
石段を登っていくと朱の楼門が美しく迎えてくれます。
朱色が強くなく優しい朱色です。
私達を優しく包み込んでくれます。
奥には、生成り色の拝殿があります。
朱色と生成り色のコントラストが何とも言えない美しさです。
牛にひかれた道真公は有名ですが、楼門横には牛も祀られています。
境内には「みくじ鯛」が置かれています。
受験をおみくじで占うことはやめた方が良いかもしれません。悪いおみくじでショックを受けるのを避けるためにも。
また、五重塔を建立していて途中で断念した春風楼(登録有形文化財)も面白く見ることが出来ます。
どうして、やめたのかは定かではありません。
予算の関係かも・・・。
参道入口に、町の駅「うめてらす」があります。
軽食や土産物、駐車スペースがあるので利用したらいかがでしょうか。
菅原道真公の思いに寄り添った防府天満宮はピュアな天満宮だと感じました。
受験生の願いを聞き届けてくれる天満宮かもしれません。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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防府(ほうふ)は周防の国の都で、近くに国分寺の伽藍があります。駅から天満宮に向けて宮市という名の門前町を呈していて古い商店街があります。少し小高い岡の上にお宮があり、階段を登ると市内を見渡すことが出来ます。行った時はちょうど結婚式があってこんな立派なお宮で式を挙げられ幸せですね。すぐ脇には春風楼という平屋の建物があります。なんでも五重の塔かなにか建てるつもりが取りやめたそうで1階部分だけ残されています。最初の天満宮という格式もさることながら防府の市民のこころの故郷という感じがします。
故郷といえば、この地は山頭火の生地でもあります。昔仕事で訪れてそれとなく一休みした公園に「雨降る故郷は
はだしで歩く」という句碑が目に留まりました。
東大寺別院のわらぶきの山門のあるアジサイ寺の阿弥陀寺ともどもまた訪ねたい所です。
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