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自分に合った生き方のことを哲学という。
広大な哲学堂公園を歩き回って見つけられるだろうか?
レッツトライ。
■概要
駅伝強豪大学の東洋大学の創立者である井上円了氏が作った修行場。
井上氏は妖怪研究を行っていた。
「こっくりさん」を科学的に解明しようとしたり、
同公園には天狗と幽霊を配置したり、
宇宙と真理について考えたりもしていた。
同公園はいたるところに名前が付いている。
宇宙館、絶対城、時空岡…などなど。
SF感あふれるかっこいい方式の命名に魂が震える。
ぶるぶるぶる。
■感想
場んでっとさんには教養がない。
パワーの強い厨二病空間に魂の安らぎを求めてやってきたつもりだったが大正解だった。
まったく理解できない。
頭いい人が真面目に暴走して作った宗教施設のようだった。
自分に合ったテーマがつかめない。
なんなんだここは。
あまりに分からないと人は思考を止める。
それ以上考えることを拒否する。
何も考えたくなくなる。
とりあえずそこそこ広さのある敷地を上下左右に移動してるうちに気分がすっきりしてきた。
体を動かすと幸福物質ドーパミンがどぱどぱ出る。
難しいことから逃げて運動して幸せになる。
そういう公園の使い方が自分には合ってるようだった。
●理解できない空間が広がっていた
一番有名な「哲学の庭」。
ここには東西の哲学者の彫像が立っている。
やたらリアルで造形力がとても高い。
ガンジーがミイラみたいにガリガリでとても良かった。
井上円了氏の作った空間ではなく、
2009年にハンガリー国交回復40周年記念に寄贈された像だそうだ。
その中でも異質なのが土下座するアブラハムだ。
調べたところ、土下座ではなく祈りだという。
悪い奴はこの彫像の頭を足蹴にしたりイキったりするんだろうな、と悪い考えが浮かんだ。
人の善意を信じて
「そんな馬鹿な行為する人は中野区にいない!」
と寄贈したのかもしれない。
しかし哲学堂公園の7%は新宿区である。
歌舞伎町の心が宿った人間なら蛮行もやむなし、と思えてしまう。
場んでっとさんの心には偏見が詰まってるだろうか。
色々と考えさせられた。
テーマは全然分からないけど幽霊と天狗がいたりなかなか良い空間だった。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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