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旧吉田茂邸の口コミ一覧

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userさんのクチコミ
2023年08月11日に投稿されました。
入口の兜門、講和門とも呼ばれているそう
日本庭園
楓の間、外国要人も訪れた応接間
ローズルーム、食堂
限られた人しか入れなかった専用の居間
書斎、官邸直通の電話が置かれていたらしい
相模湾や富士山が見渡せる窓
形見となった杖
VOL.10【旧吉田茂邸】

■アクセス・JR東海道線大磯駅下車、バス城山公園前下車
      徒歩25~6分(2Km)駐車場なし
■開館・9:00~16:00 大人510円、中高校生210円・月曜休 

【吉田茂邸】
戦後5回も総理になった故吉田茂氏が昭和20年の終戦の年に本宅とした吉田茂邸は県立城山公園の一角の広大な土地の中にあります。兜門と呼ばれる門をくぐるとまっすぐに伸びた30mぐらいの通路、これは皇室の車が走りやすいように伸ばしたそうで、日本庭園の奥までつながっています。

驚いたのはその広さ、なにしろ本宅より数倍もあるお庭には竹林まで備え、庭園にはヤシの木が植えられ、大きな池には鯉が泳いでいます。2009年に一度全焼し、町と
神奈川県で約5億円かけて再興したものですが、日本庭園を持つ和風旅館のたたずまい、説明役のスタッフまで待機しています。

故吉田茂氏が亡くなる昭和42年までこちらで過ごした館は1~2階に別れ近代数寄屋建築と言われる、柱を隠したり釘の後を残さないスマートで近代的な内装になっています。各部屋はほとんどがヒノキを使用し、今ではエレベーターまで付いて戦後混乱期に首相になった人の痕跡を伝えています。

和室や各フロアの大きな窓からは、緑豊富なお庭や富士山、相模湾まで眺望でき、元首相の亡くなる前日には窓を見ながら「富士山が見たい」としきりに言っていたそうです。8枚の写真では伝えきれないほどの見どころの多い館です。

(あとがき)
入口の兜門や明治の偉人を祀った七賢堂は有形文化財に
指定されているが、母屋は一度焼失したためか指定はさ
れていない。確かに中は再興されてピカピカの状態なのだが、
その分元総理の生活の痕跡や息づかいが
今ひとつ感じられないのがちょっと残念な気がする。
落成式には孫のA元総理が来て挨拶したそうだが、それ
以上に大磯町民にとっては大事な町の宝物になっている。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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