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たてもの園や松戸市立博物館(常盤平団地の部屋再現)が好きな人は必見。
高度経済成長期の都市部の住宅事情を一挙網羅。
博物館内に住居再現が複数ある。
■概要
出来立てホヤホヤ。
都内で一番新しい博物館施設である。
入場無料。
要ネット予約。
一日の来場者数に限りがあるので思い立ったが吉日で即予約するといいだろう。
歴史的に価値の高い集合住宅4団地計6戸の復元住戸が館内に擁されている。
■感想
●ヌーヴェル赤羽台
あのボロかった赤羽台団地がなんか工事してる、と思ったら最新鋭住宅街に改造されてしまっていた。
今も改造中。
ワンランク上の生活目指して各地区の担当設計者とデザイナーがしのぎを削って空間構築している。
一言で表すと、とても清潔でさわやかで美しい空間。
かつてと全然違うなあ。
●URまちとくらしのミュージアム
ミュージアムはヌーヴェル赤羽台の敷地の中にある。
ロボット芝刈り機がういーんういーん動いて最先端感がある。
散歩中の保育園の子供たちが巨大ルンバみたいなロボットに手を振ってる。
ここの子供たちはロボットが当たり前に育っていく。
手塚治虫氏の描く未来の団地施設みたいな感じ。
●ボロかった登録有形文化財がリペイントで美しく再生
旧赤羽台団地のボロい昭和団地が国の登録有形文化財になってしまった。
その縁で旧建物をそのまま外観整備した。
レトロ感ある最新設備の団地みたいな建物になってる。
しかし正体はボロいままだ。
文化財なので住めない。
ガワだけ見ることができるが幽霊団地みたいになってる。
●展示物
ものによっては著作権関係のために撮影禁止。
印刷物は特にNG。
当時の物品をそのまま持ち込んで展示しているためおさわりNG。
土足厳禁で靴の上からビニール靴下をはかされるけど、畳を踏むときの罪悪感MAX。
心が痛い。
復元住宅は写真OK
撮影時間が与えられ、無人の時間を見つけて好きなだけ撮影できる。
●良いところ
とにかく復元住宅の質が良い。
いろんな角度から見て楽しめる。
お触りNGなので座ったり手をついたりもNG。
当時の生活事情やお家賃事情、謎の組織同潤会など、一挙網羅できる濃厚な90分だった。
資料読むより実際に行って見て聞いて学習する方がはかどる。
おすすめ。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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