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厳島神社は、広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社であり、平清盛により現在の海上に立つ大規模な社殿が整えられたことはあまりにも有名です。
また平成8年世界文化遺産として登録され、日本三景としても知名度があります。
日本三景とは、宮島、天橋立、松島であり、海と緑が対象の妙をなし、その美しさは人々の心に触れ、。海に囲まれた国、日本を象徴する絶景であるということだそうです。
ただ、私がここを訪れた最大にして唯一の目的は、この神社の五重塔が「現存する江戸時代以前に造られた五重塔22基」の一つであるということです。
神社仏閣が好きな私は、元々五重塔はじめ仏塔というものが好きだったのですが、ひょんなことから「現存する江戸時代以前に造られた五重塔」は全国に22基しか存在しないことを知りました。しかもその大多数は京都、奈良にあることもわかり、それならば日帰り圏なので、(関西在住です)ひとつづつ訪れていくうちに、全国にある全て22基を訪問しようと決心したのです。
この厳島神社の五重塔が22基のうち何番目だったのかは、今となっては覚えていないのですが、その姿が他の21基とは全く違うということだけははっきりと覚えています。
神社の五重塔だからなのかわかりませんが、その朱色の容姿は、高さ32mという、決して高くないにも関わらず、小高い丘の上にそびえるその姿は、まさに「鳳凰が飛び立つような雄姿」そのもの。
まさしく、人と神が共に生きる島、宮島、弥山をしたがえた厳島神社の威容を感じた高揚感は、忘れられないひとときでした。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。