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染井吉野の季節が終わったので人混みは確実に減っているはず。
上能公園内にある京都に見立てた清水観音堂に一度も行ったことがないので行くことにした。
清水の舞台から飛び降りる、を感じられるだろうか。
■概要
清水観音堂は京都の清水寺のコピー堂である。
観音堂の舞台から万が一にも飛び降りても死なないよう植木が沢山植わってて安心。
飛び降りるぐらいならこれを投げろ、と願い石の投擲ゲーム5個500円でやってる。
歌川広重が浮世絵に画いた月の松(枝がわっかになってる)が再現されている(当時の松じゃない。人工的に作った)。
■感想
雰囲気をよく真似ている。
舞台が古くてちゃちいので激しく走るとぶちぬきかねない不安はあるものの安全柵を完備。
舞台からごろごろ歩道に転がり落ちて行かないようにストップがかかっている。
おお。
見てますか、天海大僧正(寛永寺の初代責任者)。
安全設計ができているのですよ。
観音堂は撮影禁止のマークがついている。
それもそのはず、堂内は種類豊富なお土産のお守りを買うために女性客がたくさん来訪している。
ピンクやパンダのお守りなど女性向けの商品が多い。
これはカメラを向けられませんわ。
舞台から下を見下ろすと、ちょうど桜並木である。
高みから下界を見下ろすと気分が良いものだ。
右側通行が実施されており人の波が規則的に流れていく。
清水の舞台から飛び降りる。
それはアイキャンフライである。
揚げ物が出来るのか、それとも飛翔が出来るのか。
この観音堂の舞台から飛び降りるならば助走付きでないとかなり難しい。
訪れた人は必ずと言っていいほど脳内シミュレーションするらしい。
うんうん、と頷く。
無理だね。枝が刺さる図しか思い浮かばない。
清水の舞台から飛び降りる、をとてもよく感じられる。
京都に行く暇と時間がないなら清水観音堂はおすすめだ。
疑似的京都として十分で楽しめる。
■その他
名物の木香薔薇が化け物のように育っている。
5mはゆうにある。
水平に育ちやすいのにどうやって縦に伸びているのか不思議である。
上野公園の花の小道の近くにボードワン博士(敷地を上野公園にしようと提言した人)の銅像を発見。
この博士、15年前まで弟の像が間違って建てられていたそうだ。
今は本人。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。