大本山 永平寺の口コミ一覧

曹洞宗の総本山は越前・福井にある、今からおよそ７５０年前に道元禅師によって開山された曹洞宗の総本山です。一帯は樹齢７００年とも言われる労杉に囲まれて、静寂そのもの。さすが禅道場だけあって、境内を歩くだけで、身の引きしまる思いがします。特に厳寒の修行は相当辛そうでした。

　文化の日に行ってきました。金沢から高速を利用して１時間ほどで到着しました。駐車場で悩みましたが、永平寺に近い所だとお土産やさんが見られないと思い、一番下のお土産やさんの駐車場に車を止めました。店の方に「先にお土産を買わないといけないですか？」と伺ったところ「もうあんまり時間がないから先にお参りしておいで。帰りに何か買っていただいたらうれしいです」と言われ、お言葉に甘えて先に永平寺に向かいました。一応、出発前に紅葉の具合を調べたら１０月下旬から１１月上旬が見頃と書いてあったのですが、正門の上のもみじは青々としていてがっかりでした。
　券売機で入場券を買い、中に入るとすぐに大広間に通され、大勢で建物の説明を聞きました。説明が終わった後は各自順路に従って絵天井の大広間に向かいます。もしかして、ずっとこの団体で移動するのかと思ったのですが、絵天井をじっくり眺めているうちに誰もいなくなってしまい、単独行動となりました。１１月からは参拝が４時半までだそうですが、最初の説明で４時４５分までには元の場所に戻ってくるようにと言われ、大急ぎで回りました。みんな同じ順路に沿って行かれると思うのですが、その後、他の観光客とはほとんど会う事なく、すれ違うのは雲水さんばかりでした。きれいに磨かれた長い廊下に長い階段、外には太い杉の木と苔生してしっとりとした中庭、線香の香り、とても心が落ち着きます。もっとじっくり居たかったのですが拝観時間が1時間しかなく、最後には雲水さんにそろそろ帰るよううながされて後ろ髪を引かれる思いで永平寺を後にしました。5時前には永平寺を出ましたが、門前のお土産やさんはみんな閉まっていてゴーストタウンのようになっており、唯一私たちが駐車したお土産やさんが営業していました。何とかお土産も購入でき、駐車料金も無料でした。

通っていた学校が仏教系学校だったので、永平寺には学校行事で行きました。一泊二日でした。

行く前は先生や先輩方から「永平寺はとても厳しい場所だ」と何回も聞いていたので緊張しました。

到着してから２０分間位坐禅をしました。普段じっとすることが少ないので、大変でしたが、得るものはあるました。坐禅は計３回やりました（他はその日の夜と次の日の朝）。

食事も大変でした。話してはいけない、正座で食べなければいけない、食器を置く時音を立ててはいけないなどいろいろな決まりごとがありました。

夜は９時に寝て、朝は３時に起きました。

たくさんの決まりごとがあり、厳しい場所だと思いますが、それだからこそ昔と変わらない修行が出来るのだと思います。電車の中で普通に電話で話している人やマナーの悪い人がいますが、そういう人にこそ来て反省してもらいたいです。

とても良い場所なので、一泊二日修行に行ってみてください。ただし、遊び半分の方は絶対来ないでください。

私が訪れたのは春まだ浅い3月でしたが、ちょうど山からの雪解け水の音がせせらぎとなって絶えず聞こえており、とても良い雰囲気でした。ここが山の上に開かれたお寺であることが、その静謐な音からひしひしと感じられました。また、集団で移動して来る修行僧の人たちと行き合ったのですが、その内の一人の頭上に後光が差しているのを見て、驚くと共に非常に厳粛な気持ちになりました。
ここは何度も訪れていましたが、この雪解け水の音を聞いてから、日本で一番好きなお寺となりました。

永平寺のすぐ前に駐車場がありますが、満車だったので坂の下の町が運営する駐車場に停めました。駐車場代は近くの所より100円安かったです。そこから、商店が並ぶ所を見ながら楽しんで永平寺にいけました。所要時間は5分くらいでした。永平寺の中は観光地化されていて、案内のお坊さんが説明して下さいます。天井に絵がかいてある広間を見学したり、位牌が沢山あるところなどがありました。階段やトイレがきちんと掃除されており、綺麗でした。お参りを終えて、最後に永平寺の1年のようなビデオを見ますが、これが一番印象に残りました。

日本中の僧侶の方が修行されるお寺とのこと。入るとすぐにお坊さんが寺の歴史や背景、寺の全体像を説明してくれました。立派なお寺で身が引き締まる感じがしました。10月25日に行ったのですがまだ紅葉はしていなくて、モミジがたくさんあったのですが青々していました、紅葉していたらどんなに綺麗だったかと思います。出口付近に事務所のようなところがあり、そこではお坊さんが電話したり計算機をたたいたりしていたので商業的に見えて少しがっかりしました。

1泊2日の修行体験宿泊をしたことがあります。雲水さん（修行僧）が意外にも普通に話しかけてくれました。当然かもしれませんが、実際に修行されている方は若い人が多かったです。精進料理は少なくて、寝ている間にお腹が空いてしまいました。朝3時か4時に起床して、雲水さんが一斉にお経を読む様は圧倒的すぎて、見学者の中には立っていられない人もいました。永平寺は建物やその周りの植え込みなども荘厳に満ちているので、観光客が少なければ、もう少し浸れるだろうと思います。「喝」とか「禅」と書かれたＴシャツも売られていました（笑）

年輪を重ねた巨大な杉が立ち並ぶ山深いに寺がある。
山門や法堂など寺の施設は格式があり壮大だ。
が、それを包む大杉や森の緑は更に凛とした気品と存在感を示す。
山門を抜け広い道を真っ直ぐ進むと
他を寄せ付けない圧倒的雰囲気に押される。
両脇の大杉が迫るようで目が向く。

正直、さすが、悟り修行を基本とする禅寺の最高峰の一つと思った。
こんな寒い厳しい気候の中での修行はたいへんと思う。

少し落胆したのが、鉄筋コンクリートの建築仕様、
と、会社の事務所のような部屋が見えたこと。

ただ、宗教法人として当然と思うべきなのだろう。
少しだけ気になっただけである。

こんな山奥に・・となめて行ったのですが入ってビックリ！とても大きな立派なお寺でした。もう現地に着いた瞬間でかさを感じます。
実際建物の中もとてもでかくて感動でした。初めに修行僧の方が簡単なお寺の説明をしてくれるので楽しんでみることができます。
ただ傾斜に建っているため階段が多く足の不自由な方は少し大変かもしれません。
修行僧の方が多く修行していて境内を掃除したりしててとても雰囲気がありました。本山って感じです。
木も一本一本立派でとにかく満足でした。

とてつもない寺の大きさと修行僧の人たちの数の多さに驚きました。
昼なお暗い感じの、冬はとても寒いであろうこのお寺で修行するのはどんなにか大変なことでしょう。
とても厳しさを感じる境内を、静かにそして身の引き締まる思いで散策してきました。