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奥日光三名瀑(華厳ノ滝・竜頭ノ滝・湯滝)の一つ。
岩部分が頭で二つの滝が竜のヒゲ。
竜に水で滝、ぴったりの当て字である。
■概要
中禅寺湖から約2㎞。
歩くことは可能だが車道沿いを歩くため、紅葉時期をのぞいてはハイキングとしては面白みが少ない。
つまらん道を歩くのは場んでっとさん的に却下である。
時間と距離が勿体ない。
バスを使うと中禅寺湖から390円。
龍頭の滝は休憩所として親しまれている。
土産物がすごく充実している。
なんか揚げ餅の入った雑煮?が旨いよ。
■感想
奥日光ハイキングのゴール地点でありスタート地点である。
さあ、はりきって参りましょう。
奥日光は山である。
湯ノ湖から中禅寺湖までの高低の途中に龍頭の滝はある。
上に上るも良し、下に下るも良し。
今回は上に向かう。
スタート地点で軽食と茶を摂り、
美しい紅葉と滝を鑑賞する。
ハイキングコースにはクマ目撃例があとを絶たない。
襲われでもしたら今生最後となるかもしれない食事と美しい景色である。
納めと思うと感慨深い。
念のために竜頭の滝で「うぇーい(笑)」と記念写真を撮っておく。
こういうのはワイドショーに取り上げられるときにバカな写真であればあるほど良い。
半端に明るい表情ではバカ死にならない。
どうせなら直前までチョー楽しかったというパリピ感をかもしておく。
こいつあの世でも楽しそう、と遺族に思わせたら悲しみも和らぐだろう。
いざというときにこの笑顔が遺族に届けばいい。
悔いはない。
さあ出発である。
夕食まであと約5時間。
これを過ぎると我らのパーティーは夕飯抜きの絶食である。
もうすでにホテルに夕飯代2000円は払っている。
制限時間内に生きて戻らねばならない。
コースが途中で入れないところもある。
しかも実際に行ってみないと分からない。
時間とのギリギリの戦いが用意されている。
絶対に負けられない。
我らのパーティは当初二人であった。
これにホテルでナンパした一人客を加えての三人での出発となる。
出発当初、場んでっとさんは彼らに言い放った。
「クマが出たら、私が食べられている間に二人とも逃げてください」
季節柄、ガチの覚悟である。
囮としてパーティ内の誰かをエサとして差し出すことも考えたが、そんなことしたら人道から外れる。
あの世で先祖に顔向けができないではないか。
恐らくは場んでっとさんは誰よりも逃げ遅れるはずだ。
禍根を残さないためにも見捨てても良いと宣言しておく。
ここでちょっとだけ、「いやいや」「僕が僕が」とダチョウ倶楽部を期待したがそんな反応はなかった。
逡巡してる様子が伺える。
色んな計算が動いてるのだろう。
彼らの反応がガチである。
■注意点
・ハイキングコースは電波が入らないところがある。
・コースの下調べはgooglemapでも70%はいける。
・残り30%は生死を分かつ。印刷物があるとカバーできる。
・立ち入り禁止や通行不可能なコースがある。
そこらへんgooglemapはカバーしてない。
現地情報第一。
・最悪の遭難に備えて気力が落ちないよう食糧を携えよう。
・最後は体力と脚力がものをいう。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。