こだっく0910さんの大崎八幡宮に対する口コミ

大崎八幡宮といえばやっぱりどんと祭でしょう。仙台の冬の代表的な風物詩です。とはいうものの私はずいぶん前に行ったきり。ものすごい人出でお参りするのに並んで並んで・・すっかり冷え切ってしまい肝心の火にあたるころには温まったところがかゆくなるくらいに。というわけでずっとご無沙汰です。
今は年初の落ち着いたころに初詣をしています。なんでも干支の守り本尊らしいので。
長い階段を登ればご利益ありそうですが・・私は社殿の北側にある駐車場に止めて脇をするっとショートカット（一応鳥居があって北参道になっている）。でもそれではあんまりなので少し下に降りてお手水を使い社殿を真正面に眺めてからお参りします。うっそうとした（多分樹齢は４００年くらい）杉並木の中に立つ社殿は数年前に修復したばかりでまだピカピカしています。普段の日は参詣者もチラホラで、朝も早ければ緋袴の巫女さんが雪掃きをしていたりなかなかの風情です。「お賽銭箱大きいな」なんて思いながら目を閉じて手を合わせ家内安全と健康を祈念します。静かな境内でこうしていると心が洗われますね。日本人だなと実感するひとときです。
さて社殿に目をうつせば、建立は安土桃山か江戸初期あたり。松島の瑞巌寺や瑞宝殿に様式や色使いがよく似ているように感じます。伊達政宗の好みなのかな。当時の様式なのかな・・そういえばなんとなく日光東照宮も似ているかも・・。
お参りが終わるころには日差しも暖か雪も溶けかけて地面がちょっとぬかるんできて、足元気をつけて帰途につきました