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大雪山国立公園内にある糠平湖畔の、国道273号線沿い駐車場(五の沢橋梁付近)から遊歩道を歩くと、糠平湖を挟んだ東岸に、旧国鉄士幌線のタウシュベツ川橋梁が望める展望台があります。
糠平湖は人造湖なので、夏季から冬季までは水量が増え、タウシュベツ川橋梁は水没して見る事が出来ませんが、1月頃から夏季までは水量が減るため、橋梁の全容を見る事が出来ます。そんな季節により見え隠れするタウシュベツ川橋梁は、「幻の橋梁」とも言われていますが、冬季は糠平湖が凍るため、歩いて行く事が(3月位まで)出来ます。
糠平湖畔に下りると、東岸にタウシュベツ川橋梁が見えるので迷う事は無いですが、嫁さんとひたすら大雪原の様な、凍結した糠平湖を1時間ほど歩くと、11連のコンクリート製アーチ橋「タウシュベツ川橋梁」に着きますが、近づく程に橋梁の大きさや美しさに圧倒されます。
ところで、タウシュベツ川橋梁を望む湖岸からは、美しく雄大な東大雪の山々をバックに、素晴らしい青空の下にあるタウシュベツ川橋梁は、しばらく見入るような絶景ですが、こんな絶景が望めれば、はるばる訪れた甲斐があったと言うモノ。
かつてJR北海道の「フルムーンパス」のポスターに、このタウシュベツ川橋梁が採用され、その美しい姿が話題になったり、また橋梁の建設技術の高さから「北海道遺産」にも登録され、知る人ぞ知る人気のある橋梁ですが、何よりも人工物でありながら、東大雪の風景にマッチした橋梁の美しさは格別で、最近人気が出てるのも頷けますし、ココを訪れるツアーも催行されてます。
ちなみに「タウシュベツ」と言うのはアイヌ語で「シラカバなどの”カバ”の木が多いところ」と言う意味だそうです。
またタウシュベツ川橋梁やその付近で、切り株の上に氷が乗った、通称「きのこ氷」がアチコチに見られますが、これは人間が乗せた訳ではありません。では、どうやって出来た氷でしょうか?
こんな氷もアチコチで見れるので、観察すると面白いです。
※アクセス〜糠平温泉郷から「五の沢橋梁」まで車で15分。
展望台まで歩いて10分。冬季に限り糠平湖上を歩いて、タウシュベツ川橋梁まで徒歩約1時間。
・糠平湖氷上を歩くので、長靴やスノーシューをレンタルされる事をオススメします。
※きのこ氷〜冬季凍結した湖面が、水位の低下により結氷面が下がるが、その際切り株の上の氷のみが残って出来たもの。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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