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チミケップ湖の口コミ一覧(9〜10点)

1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。
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あるぱ7216(休止中)さんのクチコミ
2020年11月13日に投稿されました。
霜で凍った桟橋でしたが、歩いてみたくなります。
水鏡の湖畔に映る紅葉
白樺の白い幹が美し委いキャンプ場。野鳥のさえずりだけが聞こえていました
カエデの葉がキャンプ場を敷き詰めようとしていました
太陽の日が当たり、燃えるように輝く湖畔の紅葉
ホテルの屋根の一部しか見えず、後は深い森に囲まれたチミケップ湖。
アガゲラが忙しなく木を突いてました。結構よく見かける鳥です
七段の鹿鳴の滝をローアングル撮影しました。
 津別町の山奥に「チミケップ湖」と言う名前の湖があります。
 「チミケップ」とはアイヌ語で、「山水が崖を破って流下する所(水の流れが、山々を削って流れ出る)」と言った意味ですが、そんなチミケップ湖は殆ど観光開発がされて無く、湖畔には野鳥の森、キャンプ場、唯一の人工物のチミケップホテルがあるのみの、深い森に囲まれた知る人ぞ知る秘湖です。

 11月なると、気温もぐっと下がり紅葉も美しく映えます。

 チミケップ湖唯一の桟橋も霜で凍っており、危うく滑って落水しそうになりますが、おそるおそる桟橋の先端まで行くと、静かな湖水を湛えるチミケップ湖に魅了されます。

 太陽が湖水を温め、湯気のような霧が湧き、青空と湖水と紅葉の絶景に華を添えていますが、何と言っても、鳥の”さえずり”しか聞こえない、水鏡になったチミケップ湖の絶景を独占出来て嬉しく思います。
 頬に当たる風はひんやり感じますが、もうすぐそこまで冬が近づいている感じもします。


 湖畔の散策道路を歩きます。
 キャンプ場は誰もいなくて、白い幹の白樺が葉を落とし始めていました。
 先ほどの桟橋と同じく湖畔まで歩いて行けますが、ここから眺める湖畔の紅葉が一番きれいでした。

 ピークは10月中旬~下旬と思いますが、それでもまだ色を残す紅葉が太陽の光に輝き、それが水鏡に映り魅せられます。時折風が吹くと、カエデの葉が舞い散りますが、キャンプ場に落ちた黄色や赤色の葉もカラフルで綺麗でした。

 散策道路は、探鳥遊歩道と見晴台コース、樹木園コースの3つのコースに分かれ、いずれも距離800m~1000m程度ですが、見晴台コースを歩くと、深い森の中の急坂を登り、辺りが開けたと同時に、深い森に囲まれたチミケップ湖を望む事が出来ました。

 深い森の中に青い湖水を湛えるチミケップ湖は美しく、ここでコンビニで買ったおにぎりを食べますが、本当に清々しい景色が望める展望台は、しばらく佇んでいたくなるほどでした。

  探鳥遊歩道を行った先にある野鳥の森では、何やら木を突くドラミング音が聞こえます。
 その音をたどっていくと、盛んに木を突いている「アカゲラ」の姿を発見しました。
 木に住む虫を探しているのでしょう。アチコチ飛びまわり木を突き、また飛んで木を突いており、非常に忙しないですが、「アカゲラ」と言うのは「キツツキ」の事で、白地に黒色と赤色が目立つカラフルな色合いをしてます。

 余談ですが、野鳥の森には「コゲラ」「ヤマゲラ」「クマゲラ」などの「キツツキ」もいますが、「キツツキ」と言うのは、それらの鳥の総称であって、「キツツキ」と言う名前の鳥は存在しません。

 チミケップ湖畔を散策し、チミケップ川を少し下ると「鹿鳴の滝」があります。
 滝と言っても一本滝では無く、七段の岩床を流れ落ちる滝ですが、森の中を流れ落ちる滝のせせらぎは癒されます。

 チミケップ湖唯一の「チミケップホテル」では、宿泊だけでなく、喫茶や食事も楽しめます。
 散策に疲れたら喫茶で小憩も出来ますので、散策を兼ねて利用されるとよいですが、非常に高級感あふれるホテルでしたので、機会があれば利用してみたくなりました。
 ギャラリーには、チミケップ湖で撮影された美しい写真が飾られており、魅了されますが、春夏秋冬どの時期でも美しい写真が撮影されているので、機会があれば撮影に来たくなりました。

 散々チミケップ湖や森に癒されましたが、大自然の中でキャンプやバードウオッチングを楽しんだり、また先ほどの桟橋から、カヌー体験もできますので、事前にHPなどで検索されてから訪れて頂くとよいと思います。
 また冬季は湖が全面結氷しますが、その時期はワカサギ釣りが楽しめます。

 本当にチミケップ湖は観光開発されてない、自然のままの秘湖ですので、参考にして頂けたらと思います。


〇アクセスなど
・北見市方面より国道39号線→道道27号線→道道682号線経由でチミケップ湖方面へ。車で約50分(うち砂利道約10km)
​ ・津別町方面より国道240号線→道道27号線→道道682号線経由でチミケップ湖方面へ。車で約30分(うち砂利道約10km)
・北海道北見バス 開成・津別線「チミケップ入口」バス停より7km
・チミケップ湖キャンプ場利用期間は5月中旬から10月下旬(津別町観光協会などに事前問い合わせが良い)
・釣りやカヌー、マウンテンバイクなどのレンタルは、チミケップホテルに要問い合わせ
・トイレはキャンプ場にありますが、キャンプシーズン外は閉鎖します。売店はありません。
・道道27号線→道道682号線経由でチミケップ湖へのアクセスに限り年中通行できますが、それ以外の林道や道道は、冬季間不通になります。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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