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日本最古の寺で、仏教が伝来し、初めて仏像がおかれた。今は向原寺だが豊浦宮跡・豊浦寺跡であり、門前や境内に多くの礎石がみられる。
この石敷きの上を推古天皇や聖徳太子が歩いていたのだろうか。
日本書紀によると、552年、百済の聖明王から金銅の釈迦仏や経典が献上されたが、向原の家をもって寺として安置したとあるので、やはり日本最古の寺跡になるのだろう。
金銅観音菩薩像は頭部は、江戸時代に寺の近くの難波池から頭部だけが発見され、仏師が首から下やその他の部分を作った結果、頭部は飛鳥時代、首から下は江戸時代ということになった。
長い間池に眠っていた金銅仏だが、今度は昭和49年に盗難に遭う。後年、オークションに出ているのを見つけ落札し、36年ぶりにお帰りになった経緯がある。
池に放り込まれたり、盗まれたりと色々苦難に遭われた金銅仏。それでも、ちゃんと帰ってくるのは素晴らしい。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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