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場んでっとさんの唐沢山・唐沢山城跡に対する口コミ

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場んでっとさんのクチコミ
2024年04月01日に投稿されました。
標高はそんな高くないが駅から遠いので重労働感がある道のり
足腰の神様を参ってたら猫が表れて絶景を案内された
鏡岩。源氏が逃げる途中で休憩した岩だとか
絶景に出た。先客が弁当を食べてた
良い景色を堪能した
おそらくここが頂上
頂上付近の景色
駐車場のある所まで戻ってきた
登山は天候だけでなく風の強度も考慮してコースやスケジュールを組むのが必須だと学習した山。
すれ違った旅人が教えてくれなければ下山時間が遅くなっていただろう。
まさかこんなに風が強くなるなんて。

■概要

標高241m。
佐野市(全国の佐藤さん発祥の地)に位置する低山である。

贅沢コースはこう。
田沼駅→栃本公園→唐沢山→下り→浅間山のおたきあげ解説板→浅間神社→浅間山のおたきあげ解説板→吉水駅

今回は
田沼駅→栃本公園→唐沢山→唐沢神社→田沼駅のコースをとった。

だってクマが出る。
唐沢神社から唐沢山コースは人が多いが唐沢山から吉水駅に下るコースは人がぐんと減る。


■感想

●クマに遭いたくないからショートコース選択
唐沢山にはクマが出る。
土地の人たちがふもとの栃本公園でさんざん注意喚起をしてくれている。
人が少ない山の中は歩くもんじゃない。
クマ遭遇、一撃必殺で昇天してしまうのだ。

単純明快に人が多いだろう唐沢山と神社の往復コースをとることにした。


●難易度は低め
駅から唐沢山のふもとにたどり着くまでが遠距離で重労働に感じる。
肝心の山は岩山だが道が踏み固められて登りやすい。
難易度は低め。

唐沢山神社の駐車場から唐沢山登山コースに分岐する。
頂上を踏破したら再び駐車場に戻ってきて神社を参拝するつもりだ。


●猫神社
登山前に足腰の健脚神を参拝。
旅の無事を祈っていたら人慣れした猫が出現。
猫に挨拶して山に向かって歩き出したらついてくる。
というか、追い抜かれた。

「こっち」
という風にときどき振り返る。

どうも山を案内してくれるらしい。

このときは知らなかったが唐沢山は猫神社ということで有名だそうだ。
神社の人が飼ってるのではなく、ボランティアが去勢済み避妊済みの処理をして山全体に住み着いてるらしい。

野生動物への猫被害がある以上、半野良も野良も褒められたものではないが地元の人たちで何とかしてもらおうと思った。
私がいうことはなにもない。


●猫に案内してもらう

いったいどこに向かうのか。
私が目指しているのは頂上だ。
神社の駐車場からてくてく舗装道路に出た。
「鏡岩」という標識が気になり「ちょっと待ってて」と声をかけて観光することにした。

●鏡岩
なんでも上杉謙信が唐沢山に侵攻したときに西日が当たってまぶしくて攻め入ることができなかった岩だとか書いてある。
光る岩?
表からみたら白っぽいのかな?
この鏡岩に代表されるように唐沢山は全体的に岩山だ。
あちこちギザギザ。
尖ってるので軍手があった方がいい。

●道案内のゴールは屏風岩
鏡岩を見て回って戻ったら猫は待っててくれた。
この鏡岩がゴールではなくさらに先に先に進んでいく。
もしかして頂上まで連れて行ってくれるのだろうか。

山道に入り、私が遅れてないかどうかときどき振り返ってみてくれる。
親切な猫だな。

と思ったら見落とすような灌木の隙間をガサガサ入っていく。
え、ここ?
ここが頂上ではないよな?
と思いながらもついていくとやたら景色のいいところに出た。

がさっ。
「わあっ!」

突然現れた私に驚いた先客が声を上げた。
ちょうどお弁当を広げてる最中に顔を出してしまったのだ。
こっちも驚いた。

「あ、すいません。猫に連れられて…」
と当猫を見ると岩の上に寝そべってまったりモードに移行していた。
喉がゴロゴロしてる。

注)
令和5年にgooglemapを見ると「屏風岩」となっている。
登った当時はマップに名前はついてない。
初心者が素通りしそうな見知らぬ場所に案内してくれたのだ。


●旅人との出会い
山の中ですれ違わなかったので対面からやってきた人に違いない。
さっそく情報交換を行う。
旅人は何度か登ってるコースでこの先も元来た道も知っていた。
一方的に私が利益を受けたわけだが何もかもこころよく教えてくれた。
ありがたい。

午後から強風になり天気が荒れること。
展望台は跡形もなくなっていて土台を目印にすることなど。

休憩も済んでその場を離れることにしたが猫は動かない。
ここが猫のゴールだったらしい。
こんな素敵な場所を案内してくれてありがとう、と別れることにした。
先客の人がもう少し休むというので猫担当をバトンタッチして別れた。
帰り道でもう一度立ち寄ったが猫も先客もいなくなっていた。
一緒に唐沢山神社の駐車場に帰ってたらいいな。

●唐沢山の頂点はどこなのか
展望台跡地を超えてそれっぽい印が地面に打ち込まれているのを発見した。
三角点らしいものはない。
おそらくここが山頂のはずだが、もしかしたら唐沢山神社が頂点なのかもしれない。
調べてもはっきりわからない。
とりあえずの到達ポイントに達した。

景色はとても良い。
周囲は崖だらけ。
午後から強風になるというから慎重に景色を楽しみ、即下山。
風にあおられてケガをしたら誰も助けてくれない。
最後の一人っぽいので急ぐ。

●駐車場周辺の景色を楽しむ
この駐車場の周辺に売店やトイレなどが集中している。
午後からでも登れる山、という触れ込みだが起点はこの駐車場になっている。

駅からだと寄り道時間も併せて午前中からの登山が望ましい。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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