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高所を通行中、もしも地震が起きたらもしも突風が吹いたら、と怖い想像しながら歩いてしまう。
何度も高いところに挑戦するが一向に慣れない。
■概要
芝浦から歩行する場合は「レインボーブリッジ遊歩道」の看板が目印。
四角い建物の中に入ってぐるんと丸い遊歩道を歩くか橋を渡ってお台場に渡る。
お台場から歩行する場合はレインボープロムナードが出入口になっている。
ノースコースとサウスコースがあってノースコースだとカーブの内側を歩き、ブリッジ名物の脚立みたいなのが見える。
サウスコースだと史跡の第六台場という小さな孤島が拝める。
ノースとサウスは行き来できない。
どっちかひとつだけ歩行可能。
途中トイレがないことから各スタート地点で要注意が警告されている。
■感想
「さわやかな風」と銘打ってるが橋上は常に風が強い。
穏やかな風の日などあっただろうか。
いつ行っても風が強い。
揺れる金網から笛のようなぴゅーぴゅー音がして怖い。
台風とまではいかないが裾の長い服は風にまくられポケットのカギが飛び出しそうだった。
金網に近づきたくない。
いやだいやだ。
高所恐怖症なのだ。
お台場側からプロムナードを上がってノースコースをたどった。
約2km。
●どんな人たちが通行してるのか?混んでる?
平日は混んでない。
約1時間の道中、10組ぐらいとすれ違う。
・明らかな外国人観光客が2組
・景観を眺めるためのカップル1組
・マラソンランナー2組
・単独往復者1組(行って戻ってくるだけの人。同じ人を二回見た)
・景色の撮影のためだけに長時間いるっぽい2組
・場んでっとさんと同じく通行目的でさくさく行ってる2組
までカウントした。
強風のため歩みを遅くして掴まりながら歩いた。
まったく空いてる。
●怖い?
ゆりかもめが走行するほど丈夫で揺れない。
視覚的な怖さのみ。
体感的な恐怖はほぼない。
金網の隙間からスマホを落とさないよう注意書きがある。
風も強くて荷物が飛びそう。
持ち物がなくなってしまうかもの恐怖がある。
●どんな感じよ
眼下を豪華客船が優雅に行きかう。
たまに屋形船がぽんぽん進んでくる。
豪華客船の十分の一以下の大きさのおもちゃみたいな船なのに果敢に沖まで出てきて「実は猛者なのか?」と興味深かった。
途中で数か所、休憩ゾーンがある。
自分が今いる位置がどこらへんなのかマップで示されている。
景色の解説版などもあって夕方でなければ視認性もよいだろうと思った。
夕方だと太陽と夕暮れの景色が美しい。
夜間だとビルの明かり群が美しいのだろう。
昼間は東京湾を見渡してビルの名称を確かめたりの楽しみ方ができる。
高所恐怖症なのであんまり金網に近づきたくない。
写真もぶるぶる震えながら撮影してる。
実は美しさを感じる余裕はあまりない。
どれぐらいの高さがあるのか不明だが芝浦側エレベーターで出入口に下りるときに7F相当だと知った。
階下は穏やかな風だった。
やっぱり上の方が風強い。
●お台場側
お台場海浜公園駅から近い。
美しく舗装された道路と緑。
歩行道路入口(プロムナード)はツツジが咲き誇って綺麗だった。
レインボーブリッジのカーブが綺麗に眺められる公園も多く、プロムナードの比較的近くにコンビニやレストランもあってさすが観光地だった。
●芝浦川
なんもねえ。
いや、駐車場はある。
あまりの無機質さにお台場側との格差を感じた。
埠頭だけあって周囲はコンテナや船が並んでいる。
倉庫や運輸の拠点なのだ。
コンビニやバス停は少し離れた1号線に向かうと出現する。
観光拠点になりそうなものはレインボーブリッジただ一点のみ。
夜景を撮りに三人ぐらいわらわら集まってくるところだった。
こんな人気のない場所に長居したら暴漢に襲われそう。
さくっと退避した。
●まとめ
橋の上はいつも風が強い。
めくれ上がるのでジャージ系のようなぴたっとした衣服が望ましい。
登山の代わりに遊行したと思えば有意義な時間だった。
高所恐怖症にも比較的おすすめができる安全な橋である。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。