芝崎小鳥の森

ゲーマーの人は朝が早いということが分かった。
早朝はパンを買いに来た人とゲーマーがいたりする森。

■概要

地主様のご厚意により土地を拝借、バードウォッチングに解放してくださっている。

都内ではカラスばかりだが、さすが千葉。
早朝からかわいらしい小鳥のチチチという声が聞こえる。
良環境だ。
地主様、ありがとう！と心の中で大声を出して入場してみた。


■感想

日本では「森」となっているのは土がむき出しでまとまった木々が生えてる場所を指す。
住宅街の中にあっても疎林であっても「森」だ。
この定義でいうと公園なんかも森に当てはまりそうだが広場があるとだめっぽい。
森は難しい。


浅草から始発で向かうと冬場の日の出がみられる。
木々の隙間から梅ゼリーのようにピンク色の太陽が見えた。
ありがたやありがたや。
ご来光である。

なんでこんなに朝が早いかというと、コスゲパンのアウトレット販売がとうとう終売してしまうからだ。
二度と買えなくなる前に挑戦したい、と頑張って早起きしてやってきた。

本日はラスト2回目。
あと1回で終わりだ。

9時開始。
3時間も早いため時間を余らせている。
そのため暗いうちから流山周辺を歩き回っている。


●え、なんで人がいるの

この芝崎小鳥の森は敷地内のいたるところに黄色い防犯のぼりが立っている。
定期的にパトロールするから犯罪するなよ！という圧を加えているのだ。

早朝から場んでっとさんみたいなよそ者が日の出を見にうろついてるのもジモティーからしたら脅威だろう。

頭上からピピピとかわいい小鳥の声がさえずっている。
早朝でも鳴いてるのがすごいね。
かわいいね。
かわいいね。

と感心していたら敷地内を自転車がしゃーっと走っていく。
驚いた。

「！？？！？！」

この芝崎小鳥の森、自転車が入れるところではない。
スロープもないし入り口は凹となって自転車バイク等を阻む作りになっている。

再度見たらぱっと消えてる。
早朝から幽霊かなんかが走ってるのか！？

とりあえずあずまやを目指して歩いて行ったら電子機器の明かりが見える。
あ、さっきの自転車だ。
スマホ4台並べて収集系ゲームしてる。

千葉県民の朝はやあっ！！
びっくりである。

新芽が出るまでまだ二カ月ぐらい必要そうな雰囲気。
5月ぐらいにもなれば緑生い茂るだろう。

姿は見えずとも声は聞こえる。
小鳥の森。

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