本宮というだけあって、向かいの道には参道があった。信濃そばや諏訪にまつわるお土産が売られている。
前宮から歩いてくると、途中に守谷史料館があり、かつてこの地方に存在していた諏訪信仰を学ぶこともできる。
本殿を囲むように御柱が立てられており、七年に一度の御柱祭の度に新しいものに変えられている。
諏訪大社四社の御朱印を集めることで特製の手拭いがもらえるが、時間がない人や興味がない人は本宮だけでも参拝することを勧める。

茅野駅で降りて、前宮・本宮と参拝するルートを取った。自転車やレンタカーで行くのも良いが、あえて歩きというルートで参拝した。
境内の中には御柱が四本立てられており、物々しい雰囲気をどこか感じる。
本宮に行くルートの途中に守谷史料館というものがあり、そこでかつての諏訪信仰の一端を知ることができる。

夜の伏見稲荷大社は昼間と違い、ほとんど人がいない。一応山であるため、獣の気配も時折感じる。しかし、夜の暗がりで見る鳥居の朱色は、異世界の入り口のように見えることだろう。
下山の際は足元が見えにくいため、懐中電灯や携帯のライトをつけるのが良い。

昼間は参道の茶屋にある丸餅などを食べ歩きするのがオススメである。

比叡電鉄鞍馬線の貴船口駅で下車。
舗装された緩やかな山道を登って行くと見えてくる。参道らしく、茶屋のようなものも途中にあるものの、時期次第では空いていないこともしばしば。
よく写真で見る赤灯籠はまだ手前の方にあり、奥宮まで行こうと思うならばまだ先まで歩かなくてはならない。
私は安井金比羅宮で縁切りをしてから「縁結び」として名高い貴船神社に行った。

和田山駅に宿を取り、竹田駅まで降りてくる。駅を降りると竹田城跡までの看板が示され、それに沿って行くと山道に入って行く。
道のりは軽く山登りだ。三月に入ったばかりの時期で、風は冷たいがすぐに息が上がる。標高としてはそう高いわけではないが、ゆっくりでも坂道を登れるように体力づくりはしておきたい。
史跡まで登ると、和田山の街が一望できる。時期によっては雲海や雪景色が見られることだろう。