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❝千年桜❞を訪ねて【佛隆寺】へ・・・。
樹齢900年を超える、奈良県下最古の“望月桜(モチヅキザクラ)”・・・『ヤマザクラとヒガンザクラ』の雑種で「花弁は5枚・一重で小輪...淡い桜色」に染まります(^o^)
4月9日(木) 天候:曇り時々晴れ
山里の奥深く、曲がりくねった狭い道路を進んで行くと、山の中腹に茅葺の《あずまや》が眼に入ります。・。
花見客の車で溢れ、小さな駐車場は数台の車が待ち並んでいました(@_@)・・・。
(少し上にも数台の車が置けるスペースがあります。)
私達が訪れた時“桜”は北〜西面は4〜5分咲き・東〜南面は6〜7分咲きの状態でした...。
下から・・・参道の石段(197段)横にある❝千年桜❞の巨樹を下から眺めると、周囲を‘すっぽり’と覆う枝葉...そして、千年近くの年月を支えてきた幹の太さを観ると威厳さえ感じます。。。
石段を上り、傍で仰ぎ見る❝千年桜❞・・・根元、2m位から11本の枝幹が分岐、それぞれの枝も太く四方八方に広がる姿は...圧巻の様相です(^.^)
石段をさらに上り、正門に・・・境内はそんなに広くありません...中央に赤い毛氈を敷いた椅子と床几(しょうぎ)・・・朱色の❛野点傘❜に紅色の“しだれ桜”とが境内に彩りを添えていました。
又、本堂に上る石段の袂には...樹齢450年
《梨・(長十郎)》の原木が白い“花”を咲かせていました(^0_0^)
石段を上り〖本堂〗に...境内の奥に『石室・五輪塔(重要文化財)』もあり、古刹『佛隆寺』の歴史を垣間見る事も出来ました。。。
「かみさん」と二人で境内を暫く散策...戻り道(石段以外の参道)。・。其処から眺める❝千年桜❞は、日当たりの良い南東側に面しており“桜”の花も6〜7分咲き...小さな花弁が“桜色”に染まっていました(^o^)
❛望月桜❜の開花は遅く〔4月中旬〜下旬〕が見頃です。
?水車小屋?・?小川のせせらぎ?・茅葺の?あずまや?と...静かで‘ほっこり’と、出来る処です。・。
来年は、天気の良い日に訪ねたいと思います(*^。^*)
追記
9月...お彼岸の頃には197段の石段の両側に10万本の
“彼岸花”が咲き乱れ『佛隆寺』の最も美しい時期だそうです。・。
しかし、近年‘イノシシ’や‘シカ’に荒らされ壊滅状態で駆除対策に苦慮しているとの事でした(~_~;)
私達が訪れた時、防護フェンスの作業が行われていました。
※ “彼岸花”を愛でに出掛ける方は、HPで等で確認の上、訪ねて見て下さい。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。