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大阪府富田林市竜泉888に位置するお寺さん。
佐備川と並行する府道201(甘南備川向線)を南へ走る。
大阪も、この付近まで来るとのどかな田園風景が広がる。
竜泉という信号三差路を右へ進むと龍泉寺の案内板があった。
ここからは山道だが道路は舗装されている。
栗拾いやミカン狩りがある山を登ると、ほどなく右手に龍泉寺の駐車場があった。
空き地といった風情の駐車場に車を置いて案内板に従って参道を進むと右側に受付があるが誰もいない。
引き戸のガラス窓を開けると、そこには料金箱があったので300円を入れる。無人受付?。コロナ対策ではなさそうな雰囲気だった。
境内を奥に進むと、仁王門。いかにもという古さがある。仁王様の力強い姿!
仁王門は1275年に造られた国指定の重要文化財。
700年以上も前のものだ。
仁王門をくぐると右側に鐘楼堂、静かな空間で、周辺の緑なす木々に溶け込んで美しい。
この寺は紅葉の時期が良いらしいが、秋口でも十分楽しめる。
本堂にお参りする。
静かな池の畔を歩く。ここは龍泉寺名勝庭園。
池の三つの島に聖天、弁財天、叱天を祀り、牛頭天王を鎮守としているらしいが、どれが何なのか私には理解できなかった。
1400年以上の歴史を秘めた古寺。はじめから最後まで誰にも会わないお寺さんだった。
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