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初めて玉造温泉に行ったのは、2007年2月のことだった。
時々お邪魔するヨットクラブのメンバーからのお誘いをいただいたのがきっかけだった。
「おい、たんぽぽ。陸上クルージングへ行くぞ」
「いいですね、まだ席は空いてるんですか?」
「おお、運転席が空いてる!!」
「・・・・・・」
ということでヨットクラブの陸上クルージングに参加となった。
29人乗りマイクロバスのエンジンはディーゼルの4000CC、少々馬力は少ないもののゆっくり走る分には何ら問題は無かった。
この時の宿は、島根県松江市玉湯町 玉造温泉 長楽園。
道路に面した立派な旅館で道に迷うこともなく到着。
120坪の大混浴露天風呂が有名だ。さっそく入浴し冷えた身体を温める。女性は少ない。
混浴と言っても女性は湯浴着を身に着ける。
広い湯船は、ちょっとした池くらいの広さがあって解放感いっぱい。手足を伸ばしてゆっくりくつろぐ。
そこへ独身女性のKさんと人妻のYさんが入ってきた。
「おお、遅かったやないの。」
と言いながら近づくと、3メートルほどの距離で
「ストップ!! それ以上近づくな!!!」
「なんで、湯浴み着を着てるんだろ?」
「アカン、近寄ったら見えてしまう程度の薄い布や!」
ますます近寄りたくなったが紳士である私は我慢した。
男連中も集まってワイワイガヤガヤそして記念撮影。
もちろん風呂の注意書きには「撮影禁止」と大書されているが爺さん達には通用しなかった。
「長楽園」が気に入ったので、その年のうちに今度は家内と泊まった。
天候は・・大雨。
松江城でも散策しようと思っていたが、とても車から降りられる状況ではなかったのでチェックインには少々早かったが宿に入る。
混浴露天温泉に入ろうとすると、幸いにも雨がやみ、時間も早かったので貸しきり状態だった。
せっかくの混浴なのに貸切状態は情けない ・・・。
部屋の風呂やシャワーもすべて温泉というのが嬉しい。
風呂のあとは庭園の散策。
昭和天皇の行幸啓の際にお泊りになったという宿だけあって綺麗に手入れされているので温泉と併せて楽しませていただいた。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。