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ようやく行くことが出来ました。
私のような「乗り鉄」はもちろん「撮り鉄」含め全ての鉄道ファンが一度は訪れてみたい聖地、「余部鉄橋」。
今年3月、3度目のチャレンジで実現しました。
1度目はコロナ禍で断念。2度目は訪問する1週間前に入院して断念。
本当に今年が満を持しての訪問です。
「乗り鉄」の私ですから、当然「青春18きっぷ」にて、普通列車を乗り継いでいきます。
名古屋の自宅を出たのが7時30分。
途中豊岡で1時間30分、乗換のための待ち合わせ時間を含め、餘部駅に到着したのが、17時4分。
本当に山陰線のアクセスは最悪です。
ただ良かったのは、当日は雨予想だったのが、小雨交じりではありますが、傘を必要とせず見学出来たこと。
余部橋梁(あまるべきょうりょう)または餘部鉄橋は、兵庫県美方郡香美町香住区余部の、JR西日本山陰本線鎧駅 - 餘部駅間にある橋梁(単線鉄道橋)です。
余部橋梁は2代存在し、初代の旧橋梁は鋼製トレッスル橋。「余部鉄橋」の通称でも知られ、1912年開通し、2010年に運用を終了しました。
2代目の現橋梁はエクストラドーズドPC橋。2007年3月からの架け替え工事を経て、2010年8月12日に供用が始まりました。
約100年間山陰本線の運行を支えてきた旧余部鉄橋の歴史を後世に継承するとともに、人々の交流を促す観光拠点とするため、鉄橋の一部(餘部駅側の3橋脚3スパン)を展望施設として残し、旧鉄橋直下に自由広場等からなる公園施設とあわせ、2013年に展望施設「空の駅」が完成しました。
また、展望施設へ行くには急勾配の上り坂(高低差約40m、延長約300m)を歩行する必要があったため、2017年にエレベーター(愛称:余部クリスタルタワー)が整備されました。
本当は初代の橋梁が見たかっのですが、新しく整備された余部鉄橋「空の駅」も見応え十分。
普通これだけ高い場所にある橋梁は、山深い渓谷などで、良くも悪くも橋梁と川と山以外は無いのですが、ここ餘部鉄橋は、すぐ下は普通に人が生活している村落。
そしてそのような光景を、余部鉄橋跡を歩いて見渡せます。
高さ40mから日本海を眺めることもできます。
私が到着したのが夕方なので、ひょっとしたら日本海に沈む夕日が見られるかも、と思ったのですが、残念ながら当日は小雨模様。どんよりとした空の下の日本海となりました。
そしてもう一つ。「日没から午後9時30分までライトアップが楽しめます」と紹介されていたのですが、私がここに滞在した18時30分まで、当然陽は沈んで駅も暗闇に包まれていたのですが、ライトアップはされませんでした。
次の目的地に移動するため、ここでの滞在時間は1時間30分程。
9時間以上の列車旅での滞在時間としては、本当に短いのですが、次の列車に乗り遅れると目的地に移動することが出来ないというローカル線の宿命。
それでも本当に長年切望し期待していた余部鉄橋。その期待には十分すぎるほどのすばらしい体験でした。
所在地 JR山陰本線餘部駅横(余部鉄橋跡)
開門時間 午前6時から午後9時30分
※開門時間は季節により変更することがあります。
現地の気象状況により閉門する場合があります。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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久しぶりに、道の駅 あまるべ に立ち寄ったら、駅の看板に違和感をおぼえた。
一番下に何か増えてる。
「空の駅」? そう言えば、古い鉄橋の一部を残して展望施設にするとか聞いていたが、それが完成したようだ。
せっかくだから登ってみよう!
空の駅は、余部駅に併設されている。駅は40メートルの高さにあり、エレベーターなどは無い。
登れるだろうか・・・身体能力の衰えた身にはきついかなと思いながら案内板に従って歩く。
橋の下は綺麗に整備され公園になっている。記念モニュメントがあって、休憩できるようになっているが、階段は古い枕木が使われている。
最初の階段に差し掛かると、杖が数本用意されていて自由に使用できるようになっている。
ぼちぼち登り始めるが、意外と楽で周囲の景色がどんどん変わるので面白い。
10分もかかっただろうか? ふと見ると眼下に美しい海岸風景が。
そして、空の駅。並んで余部駅があった。無人駅で待合室には小さな除雪機が置いてあるのは、この地域の気候性だろう。
昔の鉄橋の線路が残されて、その上を歩いていくとベンチがある展望台となる。
一部床が網目になっていたり、ガラスがはめ込まれたりして下が透けて見える。
古い線路の延長線上は新しい橋梁が見えるが、新しい橋は古い橋を避けるように架けられたため少し曲がっている。
展望台だけの何もない空の駅だが、そこからの風景は一見の価値があった。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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