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大阪は田舎だ。
大阪市の外れから小一時間で山に入り、キャンプ場があり、滝が落ち、携帯の電波が届かなくなった。
国道170号を南下し河内長野市に入って、山手に向かうと滝畑ダムがある。
このダムは一級河川大和川水系石川の洪水調節、河内長野市と富田林市の上水道水源確保、灌漑用水の確保を目的として昭和48年着工、昭和57年3月に完成したものである。
ここから細い山道に入るとすぐに光滝寺キャンプ場がある。周辺の駐車場はここだけで、もう少し山に入った所にある荒滝キャンプ場駐車場は光滝寺駐車場が満杯になった時しかゲートが開かない。
駐車料金は軽四、普通車ともに1000円、バイク200円、他に環境協力金200円が必要になる。キャンプ場にはバンガローもあって8人までで8000円の利用料金。
駐車場に入ると美味しそうな焼肉の香りが漂ってきた。見ると数組の人たちがBBQ。
駐車場から奥に進み、川に沿って上流に向かう。この奥に滝があるらしい。川の水量は少ないものの、場所によっては5メートル前後の幅になっている。これを渡らないと奥に進めない。しかし、誰かが石を積み並べて歩けるようにしてくれてあった。
ところが、ゴツゴツした石は安定が悪いし石の上を水が流れているのもあった。
細心の注意を払って渡る。あと少し・・・グラっときた。次の瞬間、運動神経が発達していた過去がある私は対岸に向かってジャンプした。降りたところの石は安定が悪かった。
右膝から下の部分と、右の靴はびしょぬれになった。歩くたびに右足の靴からはグチャ、グチャと音が鳴る。やがて目の前に光線が差し込み、その奥に白い滝が現れた。
素晴らしい!この光滝が滝畑では一番大きな滝。
次の滝はどこだ? ところが周囲を見渡すと、ここが終点で上に行く道は無かった。
駐車場へ戻り、山道(61号線)を600メートルほど進む。この道は和歌山県のかつらぎ町へ繋がっているが、運転に自信と裏付けが無い人は走らない方が良いような道。
荒滝駐車場の入り口は鉄のゲートで閉鎖されている。最初に書いたが、ここは光滝駐車場が満杯になった時だけ開く。
ゲートから奥へ進むと案内板通りに10分くらいで荒滝に到着する。道は舗装された林道で勾配も殆ど無く楽に歩けた。
小さな「荒滝」の看板と、マムシ注意の看板があって、ここから再び河原の道になる。今更濡れても平気だが、ここの水量は少ないので軽やかに歩く・・・けど右足からは相変わらずグチャグチャと音がする(-_-;)
河原は相変わらずゴロゴロした石だらけで歩きにくいが、滝の音が聞こえてきて緩いカーブを曲がると目の前に荒滝が現れた。静けさの中に白く浮き上がる滝。大きくはないが美しい。幸いマムシには遭遇しなかった。
美味しい空気(若干焼肉の香りもするが・・・)と美しい景色を満喫して帰路につく。
濡れたズボンは冷たく、右の靴からは雫が・・・・。
キャンプ場周辺には大小様々な滝があります。しっかり楽しみたい方は歩きやすい服装で、濡れても大丈夫な靴を履いて、お弁当を持って気合を入れて滝探しをしてください。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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