東尋坊タワー

高いところから見る景色は綺麗ではあるのですが、やはり東尋坊を堪能するのであれば、断崖を歩き、風を体で受け、高いところから見る海の迫力を肌で感じるほうが何倍もいい気がします。

そういった意味ではタワーに来て感動したということはありませんでした。ちなみにアルファベットを刻める記念メダルをここで購入できますが、音が物凄いです。あとエレベーターがやや古く、到着するまで結構時間がかかるので、乗るタイミングを逃したときはボタンを押してしばらく景色を眺めていましょう…。

個人的にはここを利用するよりも海鮮丼にお金を使ったほうが満足度は高いと思います。

タワーと呼んでいいものかどうか･･･。まず行くまでに駐車場を決めるのに色んな呼び込みさんがいて、タワーに行くまでにお土産屋さんというか、あの半強制で買わなければいけないのだろうか･･･という空気が私にはちょっと辛かったです。
東尋坊タワーの中に、日記帳というか、宿帳みたいなノートがあるのですが、以前某ラジオにて紹介され（全国ネットの有名なラジオ番組です）、そのノートにメモしてきたよ！というパーソナリティーの発言を受け行ってみたのですが、そのページは破られ、聞いて来たであろう若い方たちのコメントが見るにも悲惨な状態でした。
タワー自体も小さく、さびれているのでお金を出してまで見に行く価値が･･･と私は思います。

展望室への入場料が500円と、高い設定です…。他県などのタワーに比べると、まずそのさびれた感じが足を踏み入れるのに躊躇させます（海風で建物が劣化していることを差し引いても…苦笑）。お土産物屋さんもあるのですが、ノスタルジーと言えば聞こえはいいけど…と言った感じで、どうにもさみしいです。お土産にしても東尋坊タワーへ至る前にたくさん露店があるので、それに比べて見劣りしますし、実は展望室へ行かなくても十分良い景色が臨めますから、よほど悪天候のときでもない限り、こちらの利用価値は薄いような…。ただ、近くで断崖絶壁を見るのとはまた違った角度から海岸を見れるのは価値あり？500円分の価値かどうかは…人によるでしょうが、個人的には「…」でした。

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