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- じぇいあーるえーひだかいくせいぼくじょう
JRA日高育成牧場
広大な草原を利用したグラス馬場や坂路グラス馬場をはじめとした多様な施設が揃う。
世界でも類を見ない全長1,000mの屋内直線馬場などを備えた世界レベルの軽種馬調教施設。
画像提供:あるぱ7216様
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『JRA日高育成牧場』は、『JRA育成馬』を競走馬として育成調教する、世界レベルの施設と調教技術を擁する施設です。
その面積は広大で、よく面積比較で東京ドームが挙げられますが、
「日高育成牧場」 15,049,495平方メートル
「東京ドーム」 46,755平方メートル
「※グラス馬場」 1,000,000平方メートル=100ヘクタール=1,000m×1,000m=1㎢
ですので、東京ドームの320個以上の面積を有する計算になります。
場内は大半が関係者以外立ち入り禁止ですが、一部が一般開放されており、見学が出来ます。
『日高育成牧場』の正門から入場すると、道路の両脇に親子馬が放牧されており、仔馬が母馬に甘える姿を見る事が出来ました。
馬は春が出産シーズンなので、今時期は可愛い仔馬を各所で見れますが、それにしても広大な牧場でノンビリ草を食む馬やおっぱいをねだる仔馬を見ていると、それだけで心が和む気がします。
母馬と一緒に、仔馬が興味津々で接近してきました。
仔馬はビクビクしていて、わずかな物音で距離を置きますが、いずれこの仔馬も調教され、世界で活躍する競走馬になるかもしれません。
また休憩所を兼ね備えた、日高育成牧場の施設が見渡せる「JRA展望施設」や、日高種蓄牧場開設時の、当時の開拓や軽種馬の歴史資料などが展示されている「メモリアルホール(旧農水省日高種畜牧場事務所)」も見学できます。
また一般開放施設ではありませんが、調教施設の一つで、「屋内直線馬場」と言うのがありますが、この調教施設は、受付をすれば見学が出来る場合があります。
受付を済ませ、ココから「屋内直線馬場」まで、400mほど敷地内を徒歩移動しますが、当初
「400mも歩くのか?」
と思いましたが、この移動途中に、沢山の馬が調教された姿を見る事が出来ました。
まず目についたのが、平たんな広大な草原の「グラス馬場」。
面積100ヘクタール、走路は2,200mあるそうで、余りにも広大過ぎる大平原の奥に目を凝らすと、日高山脈をバックに数頭の馬が調教されてました。
コチラに向かってきますが、走っているのか歩いているのか、なかなか調教馬が接近しないのは、この馬場が余りにも広いからでしょうが、まさに北海道はスケールが違いすぎます。
それにしても爽やかな風が心地よい、清々しい大絶景のグラス馬場。
バックの日高山脈は雄大で、それだけでも癒されますが、少しずつ馬が接近して来るのが良くて、シャッターチャンスを狙います。
調教師のみなさんが挨拶をしてくれますが、若い男性や若い女性の調教師の中に、東南アジアから?と思われる外国の調教師の方もいらっしゃいました。
どうしたら調教師になれるか分かりませんが、きっと皆さんは馬好きが高じて、この浦河町に移住されたのかもしれません。
優雅に乗馬してらっしゃる姿は、ある意味羨ましい気はしますが、馬と言う臆病な生き物、それも高価なサラブレッドを育成調教するのは、単に
「馬が好きだから」
だけでは済まされない苦労は、沢山あると思います。
グラス馬場の隣に直線砂馬場があり、平地競馬さながらの「ゲート・イン」をしてから直線砂馬場を走ります。
ゲート・インに慣れず、後ずさりする馬もいますし、ゲートが開く音に驚く馬もいました。
「この時からゲート・インに慣れる練習をするんだ・・・。」
と感心しましたが、いざスタートすると、砂埃を上げて砂馬場を走り抜ける迫力は、何度見ても面白かったです。
『日高育成牧場』内には、これ以外にも様々な調教技術訓練する施設があり、他も見たくなりましたが、それには「場内見学ツアー」に参加することが必要で、それは次回の課題になりそうです(笑)
そしてようやく「屋内直線馬場」へ。
ずっと調教風景を見ていたので、ここに着くまで一時間くらい要していました。
ココは屋根がある屋内用の馬場で、雨天時や、冬季でも暴風雪や積雪を気にせず調教が出来るので、特に冬季は重宝されると思います。
専用の見学場所で、実際に調教する姿を見る事が出来ますが、はるか先にまで直線コースが見えますが、
「本当に1,000mもあるのかな?」
と言った感じに思えましたが、これこそ世界に例の無い、屋内直線馬場です。
他にも屋内仕様の馬場は、「屋内坂路馬場」と「屋内トラック馬場(600m)」があるそうで、まさに冬季に備えた、北海道ならではの施設だと思ったと同時に、このように世界レベルの施設で調教する事に、いかに世界に通用する馬を育てるか、日本の平地競馬に対する意気込みが伝わります。
満足して案内所まで戻りますが、その道中で厩舎に戻るであろう乗馬した調教師さんと出くわしました。
かなり最接近してその姿を見る事が出来た上に、みなさんニコニコして挨拶をして頂けました。
「お疲れ様です。ありがとうございました」
と私が言うと、
「どういたしまして」
「良い写真撮れましたか?」
と返して頂けましたが、大変な仕事でありながら、好きな仕事を全うされている、その嬉しそうな笑顔は印象的でした。
「屋内直線馬場見学」は随時開催されてるようですが、毎年7月下旬に実施される『うらかわ馬フェスタ』イベントや、『場内見学ツアー(毎年6月から10月)』など、馬とのふれあいを深めるイベントもあるので、事前にHPなどで調べて頂き、世界で勝てる馬育成現場を見るために、参考にして頂けたらと思います。
〇アクセスなど
・苫小牧市方面から国道235号線と国道336号線の三叉路の交差点を、『帯広・浦幌(国道236号線 通称:天馬街道)』方面に左折。5?先の道道1025号線を左折し、すぐ右折
・住所〒057-0171 北海道浦河郡浦河町字西舎535−13番地
・電話番号:0146-28-1211(代表)
・休務日:原則、土曜・日曜・祝日・年末年始
・業務時間:9時00分から17時00分
※「日高育成牧場」内は、一部のみ一般開放されています。馬へのフラッシュ撮影、三脚での場所取り、大きな音や脅かし、投石、給餌、接触、ごみのポイ捨て、指定場所以外の立ち入りは厳しく禁止されています。
※「屋内直線馬場」は、都合により見学できない事があります。見学の際の400mの徒歩移動の際は、指定道路以外での通行や撮影も、厳しく禁止されています。また調教中の馬が通過する場合は、速やかに道を開けて、脅かさないよう配慮が必要です。その他、案内所での注意事項や指示に従ってください。
・トイレは指定場所にあり。飲食は基本出来ません。
・場内や「屋内直線馬場」は無料見学できます。指定された無料駐車場有
※この観光スポットの感想口コミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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「JRA日高育成牧場からの距離」は、緯度経度のデータから計算したおよその直線距離です。実際の距離とは異なる可能性がありますので、ご了承ください。
北海道観光スポットの最新の口コミ
菜の花が一面に広がる光景
とても素晴く、こんなに近場で眺める事がで来てとても
うれしい~限りでした。
そよ風吹く菜の花がゆらゆら揺れる…ちょっとした事も また良ですね???? ????
ロープウェイで登れますが、麓から登山も可能です。
夜はとても混み合います。でもあの独特のくびれのある形の夜景は、絶品だと思います。
大きな人造湖ですが、入り組んだ岸、北欧風な風景がすばらしいです。キャンプ場も素敵でした。
世界に一つだけの旅エピソード
今年の夏、長崎に行った時に感じましたが長崎の人って観光客に対してとても親切で暖かい。道でガイドブック見ながら迷っていると声をかけてくれてとても親切に情報を教えてくれたり、夕食におまけのお惣菜を持ってきてくれたり・・・ちょうど台風の時だったのですが遠くから来てくれたのにこの天気でごめんねぇ〜とあやまってくれました。長崎の人が悪...
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