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近畿日本鉄道南大阪線の道明寺駅を降りると、すぐ横を石川が流れている。
そこには古い吊り橋が架かっている。
還暦を数年過ぎた私が小学生のころ、遠足で渡った思い出がある。つまり、ものすごく古い橋である。
名前は「玉手橋」といい、文化庁登録有形文化財で、昭和3年に架けられたものである。
当時は、玉手山遊園地という名前で、電車を降りてから、この橋を渡って遊園地へ行くのが通常のコースだった。
明治41年に日本で2番目、関西では初めて出来た遊園地だったが、90年の歴史を平成10年に閉じられたのち、柏原市立公園として整備されている。
子供向けの遊具や、人形館があるがいずれも無料。そもそも公園の入場料もいらないし、駐車場も無料。駐車場は狭いが、近くに第二駐車場が用意されている。
一帯は4世紀の古墳群でもあり、大坂夏の陣の戦の舞台でもある。両軍戦死者の供養塔や、後藤又兵衛の碑や又兵衛しだれさくらがある。
小林一茶が訪れて句を詠んだともいい、句碑もある。
歴史的に興味深い公園でもある。
★
往年の面影を残す野外劇場は綺麗に整備されていていつでも使えそうに見える。
展望台からは、大阪市内が一望でき、都会のビル群が見えるが、昔はここから大阪城天守閣がはっきり見えたと思われる。
玉手山というからには山である。三か所あるどこの入り口から入ってもすぐに階段やスロープがある。
ちょっと登っただけで息がはずむ。手すりを掴みながら、ふうふう言って登る。なさけない体力になったものだ。
そうそう、最後に重要な情報!
「水曜日は休園」です。
わざわざコレを付け足した理由?
はい、またしても休園日に行ってしまいました・・・・。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。