新宿御苑

晩秋の新宿御苑は紅葉が真っ赤に染まった。
12月中旬までには落葉しそう。
12月上旬の今が旬。


■概要
新宿にランチしに行ったら時間に余裕を持ちすぎてしまった。
開店まで新宿駅周辺で3D猫見たりチケット屋で格安優待乗車券を見ていたら、道に迷える健康診断者と遭遇。
助けを求められる。
よくあることだ。
東京砂漠は頻繁に遭難者を生み出す。
こういうの何度もある。
まかせとけ。
2時間以上も暇だ。
初対面の二人で協力しあい、無事に病院を見つけるミッション完了。
こぶしを突き上げ「やったーーー！」とジャンプする。
予約時間に間に合った。
ゴールで別れて待っていたのは紅葉美しい新宿御苑であった。

■感想
平日の開園直後からおじいさんたちが続々やってくる。
いずれも紅葉目当てである。
「500円！？あ、高齢者は250円か！」
と一人劇場してる姿が見られる。
確かに500円は高い。
富士そばでカツ丼食べられるね。
入園料が500円になって場んでっとさんも足が遠のいた。
久々にやってきた。

入園料が高いので一時間ぽっきり周遊では払いたくない。
昔は300円だったのに残念なことだ。

新宿御苑は入園せずともインフォメーションセンターと外周の紅葉は鑑賞可能。
フードエリアでの食事も可能である。

■インフォメーションセンター
まだ周辺を工事中でユンボが土をめくってる。
センター内は食事処と観光案内でぎっしり。
北海道から九州にいたるまでのジオパーク的な自然公園のPRセンターになっている。
単なるパネル案内にとどまらず、IT駆使してギミックも搭載している。
ガジェットを台座に置くとムービーが流れる仕組みはサンリオピューロランドでも見たことある。
読み取るカメラの個所などついつい確認してしまう。
四国や九州に行きたいけど遠すぎてなかなか行けない。
でも遠くのことが知れるのは面白いなと思った。

■紅葉
園内の紅葉が外周の柵に張り出している。
門扉から見たらカエデが真っ赤に染まってるので葉が落ちるのは遠くなさそう。
犬の散歩コースになっているので落ち葉がトイレになってる可能性大。
美しいけれどイチャイチャカップルするにはふさわしくない場所である。

都内随一の写真スポット！！
もうここに1日いれます。
四季の草木と鳥。いつ来ても癒されること間違いなしです。
お気に入りの写真を撮りにぜひここに来てください！
都内での森林浴。きっと気持ちいいです。

御苑とは皇室所有の庭園のことである。
ここ新宿御苑は宮内省から環境省に管理移管された国民公園である。

広大な敷地に「日本式」「イギリス式」「フランス式」の庭園が展開されている。

場んでっとさんのお気に入りはイギリス式庭園である。
ブルーシートに2980円ミニテーブル、ミスタードーナツ10個セットに2Lペットボトル午後の紅茶を持ち込み、青空の下で健康的に漫画を読みながら一人お茶会をしている。
気分は屋内であるのだが、そこかしこから男性が女性を口説く話し声が聞こえてきて気が散る。
語らいに最適な芝生であるため、カップルが異様に多いのだ。
10〜15ｍごとにカップルがランダム配置されている。
休日にお互いの家を行き来しないレベルの初々しいカップルが集っている。
まだ付き合ってないんじゃねーか？がうようよしている。
漫画を読んでるのかノンフィクションドラマを見ているのか微妙な気分になってくるが、頑張ってカップル成立して欲しいと場んでっとさんは願っている。


■感想

土日ボランティアの方が巨大なバインダー片手に園内を案内してくれる。
簡略的な歴史、植物の見所、ちょっとしたミニツアーである。
コースがそれぞれあって、一日を掛けてそれぞれ参加しても良い。

ボランティアは大変なご苦労だなあ、何か特典はあるんですか？と伺ったところ、回答は「なし」。
さらに尋ねると、なんとフリーパスを自前購入して入場しているとのこと。
ボランティアなのに入場料金を取られるんですか、と驚いて尋ねたところ、ボランティア活動時は受付での入場処理に手間が掛かるのと結局好きで通ってることもあってフリーパスを買っているとのこと。
世に言う、やりがい搾取ではないだろうかと首をかしげた。
園内ボランティアは特典らしいものがない上で身を削って活動しておられたのだ。
頭が下がるものである。

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