- 9.2点
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- げんこうあん
源光庵
1346年に創建されたお寺で丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」が有名。
例年の紅葉の見頃は11月中旬から下旬頃。
画像提供:GAYOSHI様
【その他キーワード】血天井 紅葉 鳥居元忠 石田三成
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源光庵は、京都市北区鷹峯にある曹洞宗の寺院。山号は鷹峰山。本尊は釈迦如来。正式には鷹峰山寶樹林源光庵といいます。また別称「復古禅林(ふっこぜんりん)」とも呼ばれているそうです。
本堂の天井板は伏見城から移築したもの。
慶長5年(1600年)の伏見城の戦いで徳川軍の鳥居元忠らが石田三成に破れ自刃した際の跡が残り、血天井となっています。
またその脇に丸窓と角窓がありそれぞれ悟りの窓、迷いの窓と呼ばれています。
迷いの窓 =迷いの窓の四角い形は、人間が誕生し、一生を終えるまで逃れることのできない過程、つまり「人間の生涯」を4つの角で象徴している。この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで、この窓が生老病死の四苦八苦を表しているといわれています。
悟りの窓 = 悟りの窓の丸い形は、「禅と円通」の心が表されている。ありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿、つまり悟りの境地を開くことができ、丸い形(円)は大宇宙を表現しています。
2019年6月より庫裡の改修工事のため拝観が休止されていましたが、2022年4月からついに拝観再開。この秋は数年ぶりに、紅葉を楽しむことができるということで、訪問することにしました。
源光庵があるのは鷹峯(たかがみね)と呼ばれるエリア。
古くは京都から丹波・若狭へと続く街道として栄え、江戸時代初期に本阿弥光悦が徳川家康より土地を拝領し「光悦芸術村」を開いたと伝わる地です。
京都市内でも北の方に位置し(大徳寺よりさらに北西)、標高は京都タワーのてっぺんと同じ位になるそうです。
そんな市内中心部の寺院とちょっと違った街並みにある源光庵の紅葉の素晴らしさを紹介します。
まずは「迷いの窓」・「悟りの窓」と向きあいます。
ほの暗い本堂のなか、鮮やかさが際立つ紅葉。ただ眺めるのではなく、こころ静かに自分自身と向きあってみたくなるような神妙な気持ちで眺めることが出来ます。
窓から紅葉を楽しんだら、本堂と書院の奥に広がる庭園に。
紅葉と緑の刈り込み、苔が美しいお庭は、書院の縁側に座り楽しむことができます。
本堂と書院を繋ぐ廊下の窓から眺めるのもおすすめで、こちらは「鶴亀の庭」と呼ばれています。
お庭から書院の室内に目を向けると、印象的な屋久杉屏風が! なんと約3,000年前の屋久杉から作られたという、貴重なものだそうです。
中央にはお香が焚かれ、お隣の部屋の襖絵は、江戸時代中期の絵師・山口雪溪による水墨画だそうです。
紅葉と同じく有名なのが、本堂の血天井。
事前に知識としてはあったのですが、紅葉の撮影に夢中で見るのを忘れてしまいました。
紅葉の名所としては有名な寺院ですが、市内中心部の名所と比べると、町の雰囲気も落ち着いた感じがあり、寺院としても京都にしてはこじんまりしています。
団体の観光客も頻繁に訪れて賑わいますが、京都の観光地にしては珍しく落ち着いた気分にさせてもらえる場所でした。
所在地 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
拝観期間 拝観時間:9:00~17:00
拝観料 大人:400円 ※11月は500円
交通アクセス 市バス「鷹峯源光庵前」下車 徒歩約1分
※この観光スポットの感想口コミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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丸い窓と、四角い窓から四季を彩る風景を愛でに!
5月10日(木) 天候:晴れ
参道を経て〖総門(薬医門)〗をくぐり境内に・・・【本堂】前の庭園を進み、拝観の受付を済ませます。・。
薄暗い屋内を進むと、明りがさし込む渡り廊下に出ます。・。
青葉に彩られた中庭を眺めながら【本堂】へと進みます。
【本堂】横の大広間には丸く縁取った❛悟りの窓❜...と、四角い?迷いの窓?と名づけられた二つの窓がありました。
丸い窓の❛悟りの窓❜は、『禅・円通』の心・・・自然の姿、清らかさと偏見のない姿で悟りの境地を開き、丸い形は大宇宙を表現されているようです。
四角い?迷いの窓?は、人が誕生し、一生を終えるまでの過程を四つの角で象徴され、『生老病死・四苦八苦』を表しているそうです。
人影も少ない平日の昼下がり...です!
広間に座り・・・四季を切り取った窓に描かれた美しい景色
“青もみじ”が彩る景観を‘ぼんやり’眺めながら∼・∼穏やかな時が過ぎて行くのを感じとれました。
【本堂】に隣接した離れの座敷があります・・・そこの縁側から眺める中庭には、濃い黄色の“ツツジ”が咲き、その根もとには朽ちた花びらが落ち広がり、何とも言い難い味わいを醸し出していました。
渡り廊下に戻り...ます。・。
廊下の片隅に目をやれば・・・風情を感じる生け花が掛軸の袂にそっと、飾ってありました。
【本堂】に向かう渡り廊下に『花頭窓』が施してあり、そこを通り、眺める自然美の庭が心落ち着かせる様・・・禅寺ならではの深い趣を感じました。
❝源光庵❞の観賞すべき処は多くありません...が、【本堂】の天井を見つめる...と、血痕がついているのがわかります。
目を逸らせたくなるような生々しい光景です。
『血天井』と呼ばれ、京都 伏見城の遺構と、伝わっています。
また、四季折々の草花で彩られた境内の庭園を‘ゆっくり’散策するのも一考か...と、思われます。
季節の色彩・・・“青もみじ”の美しい京都の寺院を心行くまで楽しませて頂きました。。。(*^。^*)
アクセス
JR京都駅〜『地下鉄烏丸線(国際会館方面行)』に乗り
『北大路駅』で下車・『北大路駅バスターミナル』〜『北1系統(佛教大学・玄琢行)』に乗り『鷹峯 源光庵前』下車、約1分
※ バス移動の場合は、1日乗車券がお得です!
拝観時間:9:00~17:00 ・(法要がある場合は拝観停止あり)
拝観料:中学生以上・400円(11月は500円)・小学生200円
駐車場:無料(普通車20台程度)
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明智小五郎さんの口コミ
2010年10月30日に投稿されました。
場所は京都の北側のどちらかというと郊外の方にあります。
修学旅行の班行動の時行きました。市バスを利用して行きました。バス停からは少し歩きました。
このお寺で1番有名なものは血天井です。血天井とは天下分け目の戦い関ヶ原の戦いの少し前、石田三成側の武将(宇喜多秀家と小早川秀明)が伏見城(現在天守閣が復元されている)を攻めた時、徳川家康側鳥居元忠らが自刃した時ついて血がついている板が天井として使われているものです。
血天井はこのお寺のほかにもあります。僕たちは正伝寺と養源院(三十三間堂の近く)のものも見ました。
このお寺の血天井には足のあとがついていました。1番すごかった血天井は養源院です。人のあとがはっきりと残っていて恐ろしかったです。
平和について考えるきっかけにもなると思うので、京都に行ったらぜひ一カ所でも良いので、血天井を見学してみてください。
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〒603-8468
京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町45-1
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7点
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〒603-8355
京都府京都市北区平野上柳町26-3
6点
源光庵からの距離:約2.2km
「源光庵からの距離」は、緯度経度のデータから計算したおよその直線距離です。実際の距離とは異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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