18きっぷシーズンには大勢のゲストが日帰りに訪れる。
東京からだと始発に出て最終で帰ってこられる。
道の駅などと結ぶ期間限定の無料周遊バスが土日祝運行している。
https://tokimeguri.jp/guide/judenkenbus/
■概要
●中山道は江戸と京都を結ぶ街道である
五街道の一つである中山道は日本橋から京都三条大橋までつながっている。
全長約534キロ。
中山道六十九次の宿場町は69か所ある。
特徴として峠道のアップダウンが多く宿場町の街並みには江戸時代の面影が残る。
●奈良井宿とは
奈良井宿は中山道34番目の宿場町。
木曽路十一宿では江戸側から2番目。
11宿の中では最も標高が高い900mである。
重要伝統的建造物群保存地区として、かつて繁栄した当時の町並みが保存されている。
●中山道の初心者におすすめウキウキ街道
木曽路十一宿の中でもっともJR駅チカ。
フラットで歩きやすい一本道なことから大人気である。
宿場、蕎麦などの食事処、土産物店、民家などの490軒がぎっしりである。
ストリートは片道約1キロ。
駅を基点として鎮神社までの通りを往復して楽しむのが日帰りの楽しみ方だ。
ハイキング客はクマ鈴の携帯必須で鳥居峠を越えて旧中山道を突き進む楽しみ方が人気。
店を覗いたり飲食しつつも通りを往復するなら3時間もあれば十分。
高速バスでバスタ新宿まで4時間片道4800円。
■感想
●夏でも暑い。油断してはいけない。
標高900mあれば涼しいかと思ったら大間違いだった。
太陽が近い分、酷暑で全身が焼かれるように暑かった。
(夕方は嘘みたいに涼しくなる。やっぱり標高あると昼夜差がある。)
宿泊先の松本から始発JRで来たらほぼ誰もいない。
一番乗り。
ちょうど午前中は建物の影に入って涼しかった。
午後は太陽の光が強くて建物が全部真っ黒に見える。
日差しが強すぎるのだ。
●雰囲気はものすごくいい。
さすが重要伝統的建造物群保存地区。
一見すると映画のセットのようでもある。
実際に間近で見ると現役稼働している建物ばかりで生活感が滲んでいる。
江戸時代と令和が混じってる不思議な空間になっている。
中山道は江戸と京都を結んでいる。
建物の表面に格子が多いのはおそらく京都あたりから文化が輸入されてるのだろう。
職業によって格子の種類は割り当てられるという。
そのあたり詳しくないのでよくわかんない。
奈良井宿は木曽路十一宿でもっとも商業色が強いというが川越に比べたらぜんぜん商売っ気がない。
やはり景観を大事にしているようでギラギラしてない、上品で落ち着いた雰囲気。
京都まで行かなくてもここの街並みで十分ではないか、と満足してしまう景観美がある。
●夏場は休憩必須。近年は暑すぎる。
無料の休憩所は少なく、また、宿の通りに自販機があまりないのでカフェや茶店で一服、というのが休憩の取り方になる。
飲料の入手先には簡易的な販売所もあるので困らない。
軒先に腰掛けをよく見かけるが小休止してもいいのかな?
人様の椅子なのでためらってしまう。
鎮神社近くの資料館前の椅子テーブルセットは数少ない腰下せる場所。
●有料施設は資料館と中村邸の3つ
江戸時代の資料を学習できる施設は3つ。
・上問屋資料館(家屋内を見学できる)
・楢川歴史民俗資料館(木曽谷に暮らした人々の生活を偲ぶ数々の品物や生活道具を展示)
・中村邸(国指定重要文化財)
開館日時が限られていたりするので事前に調べてから行った方がよい。
これら有料施設を回った場合はじっくり見るはずだから一か所につき30分から1時間ぐらい勘定した方が良い。
●まとめ
奈良井での観光時間が予想以上に短くすんだ。
さらに移動しすぎてうっかり「また」終電を逃がした。
日帰りの予定だったが念のために一泊分持って行って良かった。
遠征時、予定外の一泊はよくあることだ。
半端に東京に戻るより、「どうせなら」と松本を拠点に数泊して旅行を続行することにした。
洗濯機と乾燥機を駆使したら一泊分を延々と着替えることができる。
充電器やバッテリーの携帯もおすすめする。
おかげで六日間ぐらい松本付近をウロウロすることに成功した。
持ってて良かった多額の現金。
当初の予定を大幅に変更してしまったが宿泊すると始発から終電までMAX活用できて活動範囲がデラ広がる。
中間に松本、奈良井を挟むと名古屋まで意外と近かった。
奈良井宿よりさらに足を延ばして木曽福島に行く場合、終電ギリギリなので気を付けた方が良い。
本数が少ない。
ここでも再び終電を逃がすのは別のお話。