名古屋市民からは「東別院」という愛称で親しまれている、正式名称「真宗大谷派名古屋別院」を紹介します。
創建は元禄3年(1690年)、尾張藩主・徳川光友から織田信秀の居城である古渡城(ふるわたりじょう)の跡地を寄進され、創建されました。境内には、古渡城跡の石碑も残っています。
戦前は威容を誇っていましたが、1945年の名古屋大空襲でほとんどの建物が焼失しました。
現在見られる本堂や山門などは、戦後に再建されたものです。
以前私はこの東別院で毎月12日に開催される御坊縁日「一如さん」を紹介しましたが、今回は毎月「8」のつく日、つまり8日・18日・28日に開催される「東別院暮らしの朝市」を紹介します。
ただ私が訪問したのは8月28日。
近年猛暑に悩まされる夏ということで、今年の東別院での7月~9月の夏の期間は夜市となり、開催時間は16時~20時でした。
「東別院暮らしの朝市」は、単なる市場ではなく、地域の人々の暮らしを豊かにする文化的なイベントとして人気を集めています。
出店数は毎回50店舗以上、多い時には150店舗にもなる、名古屋最大級の朝市です。
出店内容は非常に多岐にわたり、暮らしに寄り添った手作りの品々が中心となっています。
また地元で採れた有機・無農薬の野菜や果物、手作りのパン、焼き菓子、漬物、ジャムなどが豊富に並びます。スーパーでは見かけないような珍しい伝統野菜に出会えることもあります。
そして弁当や総菜、ベーグル、マフィン、たい焼き、自家焙煎のコーヒー、クラフトビールなど、その場で楽しめるフードも充実しています。
そして最大の特徴は、手作りの雑貨: アクセサリー、陶器、布小物、服、ハーブティー、ドライフラワー、植物など、作り手の想いがこもったハンドメイド雑貨が多数並ぶことです。
このように「東別院暮らしの朝市」は他の神社お寺などで行われる縁日とは違った、作り手のこだわりや、商品の背景にあるストーリーを聞くことが出来るなどの楽しさがあります。
住所:愛知県名古屋市中区橘2-8-55
アクセス:電車:名古屋市営地下鉄名城線「東別院駅」下車、4番出口から徒歩約5分。
車: 名古屋高速道路「東別院IC」からすぐです。駐車場もありますが、縁日の日は大変混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめです。
暮らしの朝市開催日:毎月8日、18日、28日。10時~14時 ※7月~9月は夜市として16時~20時