都内で一番栄えている中山道の宿場町に建っている。
現在は宿場としては機能しておらず、生活商店街と活躍している街だ。
いたばし観光センターは三階建ての立派な建物。
■概要
中山道板橋宿沿いに建つ観光案内所。
板橋区内の観光情報を集約・発信する拠点である。
特に江戸時代の板橋宿(中山道の宿場町)に関連した歴史や史跡を中心に、板橋区の魅力をPRしている。
主な機能
・板橋区の観光パンフレットやマップの無料配布
・板橋区観光協会のグッズ販売
・区内の名所・旧跡・イベントを紹介するパネル展示
・観光ボランティア(いたばし観光ボランティア)の活動拠点
・板橋区のまち歩き情報、食の特集、エリア特集などの発信
などなど
■感想
●四か所ある板橋宿
石神井川に「板橋」という橋がかかっている。
板橋の地名由来になったという橋で周辺は小さな商店街とともに小規模な発展をしている。
この周辺をして中山道板橋宿だと思っていたが、
実は板橋宿は複数あるとのこと。
本町、仲宿、板橋1・3丁目の四か所があるそうだ。
現在ではそのあたりを総称して板橋宿と呼んでる。
●仲宿が一番有名な板橋宿
いたばし観光センターのある中山道板橋宿は板橋区役所からほど近い。
仲宿と呼ばれる場所だ。
都営三田線「板橋区役所前」から10分ぐらい。
板橋で一番目か二番目に勢いのある仲宿商店街が街道には展開している(近場の商店街であるハッピーロード大山がライバル格)。
不定期に板橋プロレス会や錦鯉の品評会を行ったりとイベントも豊富。
東京都内の中山道の宿場町ではもっとも有名だという。
●生活商店街で買い物して、板橋動物園で動物見て
区役所から近くて動物園もあって野菜が安い店、スーパー、和菓子屋や総菜屋があって完全なる生活圏である。
観光商店街みたいに土産物屋とかはない。
おかげでいたばし観光センターの展示を見に行くはずが道中で買い物して両手に白菜を抱えている。
ネギも抱えている。
荷物が重い。
有料ロッカーはないので頑張って持ち歩くことになる。
こんなに買い込むとは迂闊だった。
動物園に野菜抱えて行ったら大人気者になってしまうので動物園外の植え込みにこっそり隠した(持ち込み餌NG。危険物の判断ができない)。
買い物は一番最後がいい。
●いたばし観光センター
海外旅行者がほとんど訪れない観光地である。
地元民か近くの区から動物園や板橋プロレスを見に来るくらいではなかろうか。
観光商店街は日暮里の夕焼けだんだんの方が有名だ。
それなのにこんなに立派な観光案内所が…と思ったら地域センターでもあるのだ。
要するに公民館的機能を持っている。
集会所や和室やコーラス練習所などなど。
板橋区民60万人。
中宿近辺の住民数万人に対応するには三階建てでも小さいのかもしれない。
●休日は観光ボランティアが待機している
街を観光案内してくださるボランティアにいそいそと話しかけられる。
「ご用は?」
「チ。を見に来ました」
ああ、チ。ね。あちらよ。
案内活躍の機会がなくてちょっと残念そうだった。
近くにたしか遊女の墓がある文殊院(もんじゅいん)があったはずだ。
いつか案内を頼みたいかも。
(板橋は宿場町で栄えたが闇の部分として数々の遊女が過酷な人生を終えた土地でもあるのだ。台東区の「浄閑寺(投げ込み寺。吉原の近くにある)」にもいつか行ってみたいものだ)
チ。の展示は過酷な拷問された三人組パネルで、負に負を重ねてくるじゃん、と微妙に納得した。
肝心の展示は中山道時代の板橋宿のジオラマや紙資料が中心で概要をそこそこ学べる。
現代ではほとんど面影はない。
休憩所代わりに座ってスマホぽちぽち弄ってる人たちが数人。
喫茶店らしいものも少ないのでこういう利用の仕方もあり。