国立国際美術館の口コミ一覧（７〜８点）

中之島にある近代的な建築の美術館です。
私はいつも淀屋橋駅から行くのですが、必ずと言っていいほど、迷ってしまいます。道は難しくないのですが、景色が単調なので。
館内は広く、エントランスも広々としています。ガラス張りなのでとても明るいです。地下に降りて鑑賞します。順路は少しややこしいですね。
館内にある喫茶スペースで一度お茶をしました。少し割高ですが、美術館でお茶をする、という少しの贅沢もたまにはいいですよ。
月に1回、無料で鑑賞できる日があるのでその日に行くといいですが、とても混雑します。朝早い行動が鍵です。

建物自体がアーティスティックなデザインで、外観を眺めるだけで脱日常。展示会も気の利いたものをやっているので、定期的に足を運びたい美術館です。

難点は入り口の狭さ。空いていれば良いのですが、混雑時に行列に並んだ末、細いエレベーターを延々下っていくのは少しまだるっこしいです(気の長い方は平気かもしれません)。

展示室はほどほどの規模で、じっくり回ってもぐったり疲れる心配は少ないのではないでしょうか。時間が許せば展示会の後、美術館の周りの広場を散歩するのもお勧めです。波のような模様が描かれていたりして何となく遊び心があり、和みます。

美術館施設としては、大阪にあるものの中で一番すばらしいものです。
特別展の時は（ルーブルなど特に誰でも知っている時）かなり混みあい、入場制限がかかることもありますので注意が必要です。
展示の仕方も良く見やすくなっていますし、Ｂ３階のメイン展示場の最後にウォーターサーバーが置いてあるのも気が利いていていいと感じました。
広い割りにはイスが少ないので、ゆっくり見たい方は少し疲れてしまうかもしれません。

地下３階の特別展はルーブル美術館展などわりと王道ですが、地下２階の企画展は現代美術作家の展覧会が多く、刺激的でおもしろいです。特別展のチケットでどちらも観ることができるので、見逃さずぜひ観るべき！
ひとつ残念だったのは私が行った日、閉館時間とほぼ同時にミュージアムショップが店じまいを始めてしまったこと。ギリギリまで展示を見ている人もいると思うので、もう少し開けておいてくれたらなと思います。図録やカードは見終わってからほしくなるものなので。

地下鉄で行く場合は、駅を出てからの道が少しわかりにくいかもしれません。案内表示や地図を頼りに、まずは川沿いに行くのがいいと思います。
私は大きな催しのときに行くことが多いので、週末はいつも混んでいるイメージです。でも、入り口前の人の整理・案内は十分で安全です。館内も展示物が見えないほど混むことはありませんでした。（人数調整をしているのだと思います。）