Vol.58 石垣山一夜城歴史公園
アクセス・・小田原駅前より観光周遊バス(土日・祭日)
徒歩・・箱根板橋駅より約30分
駐車場あり
■ バスは急坂をグイグイ登って行きます、窓から見る小田原の市街地が遠くに見える頃、添乗ガイドさんの
「もうすぐ一夜城に到着します」の声、小田原駅を出てからおよそ20分、周遊バス「うめまる号」(600円)は多くの観光客の目的地、この石垣山城址に到着します。
ご存じの方も多いと思いますが、石垣山城は羽柴秀吉の小田原攻めの時に作られた山城で小田原城との距離は
約3Km、対する北条氏はひたすら籠城戦に徹していて豊臣方とにらみ合っている最中、
築城には約3か月、壁などは白い紙で代用したそうでそのトリックで城をパッと山の上からご披露すれば、北条方の武将が「秀吉はキツネか神か」と驚いて北条方はまもなく降伏、刀を交える事もなく秀吉の小田原征伐は成功と言うことになりました。
現在は国指定史跡、日本の100名城にも選ばれて多くの城マニア?歴史好きが標高262mの石垣山に登ってくる。
城と言っても天守や石垣は大正12年の関東大震災で崩れその残骸が当時の歴史を伝えています。
城の面積は5.8ha(東京ドーム1.2倍)豊かな草花が自然を感じさせ海風が心地よく城内を吹き抜けます。
アップダウン、木の根っこの階段を歩いて行けば頂上には本丸跡、大きな井戸曲輪(井戸を掘ったらしい)二の丸、見張り台跡などが残り見晴台からは小田原市街や相模湾が一望出来ます。
大小の石がゴロゴロしている石垣山、到着してすぐ目に入るのが崩れた石垣の山、「野づら積みが崩れるとこんな風になっちゃうのね」ただその崩れっぷりで石が丸出しになり当時の築城の大変さがわかる、中にはがっちり盛土に食い込んで残っているものもある
総石垣の城は当時日本で初めてと言う事ですがその頃秀吉は箱根の早雲寺に滞在、余裕で宴会や茶会を開いていたらしい。
ともあれ戦国の城と言うと華麗な天守閣やお濠を想像しますが、ここにはそう言った物は一切なし、すべてが
来て見た人の想像力に任されます。二の丸の跡地は今、
芝生の広場、ベンチもあります、海風に吹かれながら寝っころがって、しばし秀吉が生きた戦国時代に思いを寄せるのも旅の楽しさかも知れませんよ。
さて口コミのネタは仕込んだから隣のヨロイズカスイーツ店で味見して帰ろ。