六波羅蜜寺の口コミ一覧（３〜４点）

清水寺を観た後、六波羅蜜寺をのぞく。
六波羅は元々地名とのこと、その意味が気になる。
ここはかって平家一族が栄華を極めた場所である。
今はその面影はない。ひっそりとした雰囲気が目立つ。

平家一族と言えば「盛者必衰（じょうしゃひっすい）」の代名詞。
連戦連勝で彼らを追い込んだ義経も同じ道を辿る。
この寺もそのことを象徴しているように見える。
建物は少し古ぼけ、ここを訪れる人も多くはないようだ。

ここには平清盛の木造がある。
髪が無く僧侶のようにも見える。
平家物語では相当の悪役だが実際はどうなのだろう。

少なくとも、京を追われ、
壇ノ浦まで掃討の歴史には哀れさえ感じる。
船から海に身を投げた多くの女達もいたそうだ。

ここは一つ清盛公に手を合わせよう。