1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
384名が参考になると回答しています
地下展示棟への階段を下りて行くと、国の天然記念物に指定されている直立した杉の巨木が展示されてます。
なぜ直立した杉が天然記念物になったのか??
それは4000年くらい前の三瓶山の火山の泥流が杉林に流れ込み、泥流が杉を倒すことなく当時の直立した植生のまま、また泥流が杉を腐らせる事無く現在に残っている事が、当時の気象条件や植生の豊かさなど、あらゆる事が調査研究できる貴重な材料である事が評価されたためです。
地下展示棟へ下りると、地上とは違う異空間のような神秘的な世界で、その中に直径1m以上、高さ10m以上の巨木が展示してありました。
もちろん実物の杉の巨木で、切り口や巨木を触る事ができますが、触ると特別なパワーを貰えるような感じがしました。
当時はこんな巨木が沢山あった事が驚きですが、ジャングルに匹敵するほどの豊かな森だった事でしょう。
地下展示棟は、周囲に螺旋階段があるので、巨木の上と下から眺める事ができますが、下から見上げる方がより迫力があります。
また別の地下展示棟には、巨木の根株が展示されてます。その大きさも凄いです。
入場料大人300円ですが、事前に入園予約をされますと、スタッフが展示解説をしてくれますのでぜひ利用したいです。
日本各地にこのような埋没林はあるそうですが、直立しているのはこの小豆沢埋没林公園だけそうで、そう言われると益々価値があるように思えました。
埋没林公園は1時間もあれば見学できますが、周辺は凄くのどかで癒される場所ですので、周辺散歩も良いと思います。
三瓶山や石見銀山も近く、組み合わせで観光されると良いと思います。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。