国内最多の観光写真コンテスト開催数!口コミをもとにしたランキングや情報など、日本の観光スポットに関する情報はたびかん!
ホーム » 國稀「千石蔵」の情報と口コミ » 國稀「千石蔵」の口コミ一覧(9〜10点)

國稀「千石蔵」の口コミ一覧(9〜10点)

1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。
前の10件 1次の10件
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
はい!参考になりました!
246名が参考になると回答しています
かなえさんのクチコミ
2015年07月22日に投稿されました。
石造りの重厚な千石蔵
大きな千石蔵の中に鰊船が展示されてました
後方から撮った鰊船です。
鰊漁の様子模型です。
鰊漁で使用されていたモッコなどの漁具です。
ニシン漁の貴重な写真です。モッコでの運搬賃金は、ニシンの現物支給だったそうです
ニシンが大漁です
モッコを担いでニシンの運搬体験。実際はもっと重く重労働だったと思います
 國稀酒造から海側に向かって歩くと、石ブロックを積み重ねて作られた、國稀酒造の「千石蔵」があります。

 かつて北海道の日本海側は、各所に鰊(ニシン)番屋やニシン御殿が立ち並ぶほど、鰊景気で湧き上がっていた時期がありましたが、現在その名残を残す物は、鰊御殿と、その中で展示されている漁具くらいしかありませんが、その中で鰊船が展示されているのは、おそらくこの千石蔵のみと思います。

 思ったより大きな鰊船には、大漁の時は足の踏み場もないほどニシンが積まれていた写真がありました。
 そのニシンを「モッコ」と呼ばれる運搬具を背負って、鰊船からニシンを運搬したそうですが、実際にそのモッコを担いで、ニシン(人形)を運搬する体験も出来ました。


 鰊船の他にも、千石蔵には貴重な写真付きの資料、漁具の説明、ニシン漁のビデオなどがありますが、色々な興味深い資料を見ると、当時の鰊景気が垣間見れますし、それを読んで行くうちに、重労働だった鰊漁を少しでも慰めるために、有名な「ソーラン節」までも聞こえてきそうな、鰊漁を行う「ヤン衆」の声まで聞こえてきそうな感じがしました。


 ニシンは漢字で、「鰊」と書いたり、「春告魚」と書きますが、春になると産卵のために大量に海岸に押し寄せてくる、ニンシの漢字の由来が納得できましたし、

海が数キロに渡って銀色の「ニシン色」になった!!

 と言うのは、本当に今では信じられない様に感じました。


 北海道では、スーパーで普通に生のニシンが売られていて、ニシンの卵(カズノコになる前の卵です)も一緒に売られています(もちろん国産で、買うと凄い得をした気がします・嬉!!!カズノコが「ニシンの卵」と言う事を知らない知人が多く驚きました。知っている方がおかしいのかしら?)。

 ニシンについて興味のある方は、是非勉強されてから来て頂くと、かなり面白い資料館だと思いますし、ニシンが食べたくなると思います。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
女性の方からのコメント [2019-04-17 10:32:30]
去年の夏 夫婦でここを訪ねました。広いホール(土間)でカフェアイリスのお姉さんとおしゃべりしていろいろ増毛について教えてもらいました。もちろん増毛のフルーツを使ったアイスクリームやコーヒーも楽しんできました。このブログは帰ってきてから知りました。

1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。
前の10件 1次の10件

國稀「千石蔵」の情報と口コミ
↑ Page Top