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九つの頭を持つ龍という名前の九頭竜湖。
もともと福井県大野市を流れる九頭竜川の流域にあるため、その名前が付けられました。
九頭竜湖は、1968年に九頭竜川に建設された九頭竜ダムのダム湖として、豊富な水量をたたえています。
また自然に抱かれた山間の湖は、四季とりどりに木々の緑が美しく湖面を覆い、目を見張るばかり。
特に10月中旬になると日を追って木々が色づき、穏やかな湖面が黃、橙、赤の秋の色に染まります。昼夜の気温差が大きいため、紅葉が際立って鮮やかになるそうです。
しかし今回紹介するのは春の九頭竜湖。そして九頭竜湖の桜です。
九頭竜湖の桜は、里の桜が終わりを告げた頃に満開を迎える「九頭竜万本さくら」として親しまれています。
1971(昭和46)年に俳人・山口誓子氏の呼びかけにより、九頭竜湖岸にソメイヨシノやヤエザクラなどが植樹されたのが始まりで、今では約2000本の桜が湖畔を華やかに彩っているそうです。
市街地の桜が散り始めた頃に咲き始めるため、遅めのお花見にはぴったりです。
まだまだこれからも植樹を続けていくそうですが、九頭竜湖のいたるところで植樹されているので、一か所にまとまってあるわけではありません。
悪く言えば、ポツンポツンとさくらがある、という感じで、桜の木の下でお花見をするというよりは、九頭竜湖湖畔をドライブしながら、九頭竜湖の深淵な深緑色の湖とピンクの桜を楽しむという感じです。
それともう一つ。
桜が植樹されている場所には、駐車できる空き地が用意されているのですが、片側(湖側)にしかないので、反対車線を走行している場合、突然駐車場を発見するという感じで止めにくさがあります。
でもこの時期の九頭竜湖は、まだまだ山の斜面には残雪があり、冬の面影が残る残雪と、これから輝く青葉になる山肌と、深淵の赤緑の湖面と、湖畔のピンクの桜と、いくつかの季節が交じり合った風景はとっても魅力的ではあります。
開花時期 4月下旬~5月上旬
開花場所 福井県大野市 九頭竜湖
お問い合わせ 大野市観光交流課 0779-66-1111
アクセス 越美北線「九頭竜湖駅」から車約10分
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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