立石寺（山寺）の口コミ一覧（９〜１０点）

紅葉の時期は最高です。
頂上から見下ろす町並みは、まるでタイムスリップしたかのようです。ただ、混み合う時期は展望台に入ることすら一苦労でした。
道は狭いのですが、その分すれ違う人と声を掛け合うなどの交流もあり、私は大好きです。
登る前に玉こんにゃくを食べ、帰りにそばとソフトクリームを食べるのが私の定番です。
駅近くのお店で杖を貸してくれるところもあります。

ＪＲの駅のすぐ前なので、徒歩で行けてとても便利なのですが、門を入ってからがいつ終わるとも知れない階段の連続で大変でした。入り口付近に松尾芭蕉の俳句「岩にしみ入る　蝉の声」が刻まれたせみ塚があるのですが、汗だくで蝉の声など聞こえないほど大変でした。（東北の夏は思っていたよりも暑かったのです）しかし、五大堂からの眺めは最高で、風も涼しく、頑張って登ってよかったと思わせてくれる景色です。芭蕉も見たであろう東北の深い山並みに、感慨無量でした。山岳信仰の中心地であった場所らしく、むき出しの岩が古代信仰との関係を物語っており、この場所の歴史の深さを感じました。

1000段を超える階段は噂には聞いていましたが、厳しい修行の場であったことがうかがえるお寺で、山頂に到着するには、健脚な方でもきつく感じます。山頂まで上がると、雄大な景色が楽しめ、必見の価値があります。