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印西市本埜の「白鳥の郷」は、東京の近郊でありながら、毎冬1000羽以上のハクチョウが飛来し、観察と撮影が出来る飛来地です!
これだけ沢山のハクチョウが飛来するにも関わらず、余り名が知れてないのは、ココは湖沼ではなく、ハクチョウ用に一部水を張った田んぼで羽を休めるので、非常に場所を紹介しにくい点もあるかもしれませんが、田んぼなので観察台などは無く、農道から間近でハクチョウ観察できます。
毎朝餌を探しに飛び立ち、夕方戻って来るハクチョウが多いですが、ココでは定時に給仕もされるので、それを目当てに昼間でも留守番をしているオオハクチョウやコハクチョウが観察できます。
観察していると、飛行機のように風上に向かって、助走をつけて離陸し、また風上に向かって着水します。
ですから、風上から観察すると、いつもハクチョウが自分に向かって離着水する様子を見る事が出来ますし、何よりハクチョウは、
「風を感じて飛行しているんだな!!!」
と言う事が分かるので、少々驚きです!!!!
上空で着陸態勢に入ると、ややガニ股で不格好ですが、大きな水かきが可愛らしく、それはそれで愛嬌があり、そして水面を滑るように着水します。
ハクチョウは体重が12?くらいあるので、その体重を持って飛ぶのは大変なのでしょう。
ハクチョウの声は甲高く、急に思い出したように数羽が喧嘩したり鳴き交しをしたりと、非常に騒がしいですが、いつも動きがあるので面白いです。
昼間は首を羽の中に入れて寝ているハクチョウもいるので、その寝ている姿は、まるで白い大きな団子がある感じもします。
また飛ぶ姿も美しく、真っ青な空に真っ白な身体が映え、絵になりますが、やはり早朝や夕景をバックに飛来する頃は、沢山のカメラマンがハクチョウ撮影に訪れます。
朝焼けや夕焼け色に染まった”白鳥の田んぼ(湖)”は結構幻想的で、夕映えに輝く翼もかなり美しいですし、昼間は撮影の邪魔になる家や電柱なども、夕暮れの陰で見えにくくなるので、まさにオススメの時間帯と思います。
また夕方は、帰来したハクチョウで大混雑するので、非常に沢山のハクチョウが間近で見れたり、また湖沼と違って、色んな角度からハクチョウが観察できるのも、この白鳥の里の特徴かもしれません。
春になれば徐々にシベリアに北飛行しますが、それまでに間近でハクチョウを観察できる白鳥の里へ、是非訪れて頂けたらと思います。
※観光客の餌付け、および道路以外(田の畔など)は立ち入り禁止です。
・ペットを連れての観察は禁止されています。
・付近に売店などありません。田んぼなので風が吹き抜け、防寒が必要です。
・仮設トイレあり。
・JR成田線小林駅から徒歩20分。ナビは市立本埜第二小学校設定。車は指定された道路に縦列路駐になります。
・11月から3月頃までハクチョウ観察が出来ます。見学は自由です
・市立本埜第二小学校HPに、ハクチョウ飛来状況リンク在り。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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