あるぱ7216(休止中)さん(非表示・男性・北海道)
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こんにちは(嬉)
旅行大好き「あるぱ7216」です。
旅行好きが高じて、今では在り来たりな観光地は物足りなくなり、特別な時期に特別な風景を見に行きたくなりました。
そこで見た超景色。今でも忘れられないものは沢山あります
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美の山公園(みのやまこうえん)は、標高581.5mの「蓑山」にハイキングコースが整備された県立自然公園で、桜をはじめ、ツツジやアジサイなど色んな花が咲く「花の山」として、シーズン中はハイカーに人気の公園です。
また比較的都内からも近く、週末はいつも賑わっている人気の公園です。
12月にもなると花も無いので、シーズン中に比べるとハイカーさんは各段に減りますが、夜の美の山公園の展望台からは、夜景100選に選ばれている秩父市の夜景を望む事が出来るので、カップルが訪れるデートスポットでもあります。
展望台が3か所あるので、それぞれお気に入りの展望台で夜景を見るのも良いですが、運が良いと、その夜景の上に霧が発生してきます。
秩父市街地は盆地にあるため霧が溜まりやすく、その霧が盆地に溜まってくるほどに、秩父市街地の街灯が霧に反射したり透けて見え、非常に幻想的は夜景を見る事が出来ますが、その幻想的な美しい夜景は、
「宝石夜景」
とも言われ、最近はSNSなどで知られ、夜から早朝にかけて訪れる方も増えています。
ある12月の晴れた日、天気予報は明日も晴れ、翌朝は放射冷却現象が起こる予報であり、これは霧が発生しやすい気象条件とされています。
12月は17時には暗くなり、秩父市街地に灯がともり始めます。
21時を過ぎても、夜景を見るためにカメラマンやカップルが頻繁に訪れます。
秩父市街地の奥には、市内を見守るように「武甲山」が、月明かりで聳えているのが見えます。その雄大な武甲山の手前には、秩父市街地の夜景が広がり、また工場煙突からモクモクと煙が立ち上る工場群があります。
しばらくすると秩父市街地を薄い霧が発生し始めました。
「やっとショーが始まるぞ」
と、ずっと展望台で待機していたカメラマンが言いましたが、霧は一気に秩父市街地を覆う訳ではありませんし、もし強風で霧が吹き飛ばされる可能性もあるので、そのショーが見れるかどうか楽しみな反面、気が気でありません。
数時間して、霧が秩父市街地を半分ほど埋め始めました。
その半分ほど秩父市街地を埋めた霧に夜景が透け、その透けた霧と、煌びやかな街の夜景とがマッチした、なんとも幻想的な夜景。
工場煙突から立ち上る煙さえも、煌びやかな夜景に華を添えており、それはまさに
「宝石夜景」
と言われる絶景でした。
ドコをドウ撮れば迷うほどですが、秩父市を象徴する秩父公園橋や工場群が、一番絵になるような気もしましたが、皆さん深夜にもかかわらず一心不乱に撮影してらっしゃいますが、こんな深夜にもかかわらずカップルさんは訪れ、感嘆の声を上げてらっしゃるのは印象的でした。
いつのまにか霧が秩父市街地全体を覆ってしまいましたが、その覆った霧にも光が透け、先ほどとは違う、ぼんやりとした「宝石夜景」が望めました。
この日は霧がさらに濃くなり、雲海となって秩父市街地を埋めつくしたので、幻想的な宝石夜景は輝きを失ってしまいましたが、本当に不思議で幻想的な「宝石夜景」は、タイミングもありますが、霧が秩父市街地を3割くらい覆い始めた時から、全体を薄く覆い始めくらいが一番綺麗かもしれません。
夜が明けると、雄大な「武甲山」が聳える手前に雲海絶景が広がり、「うろこ雲」がその景色を引き立てていました。
太陽が昇り、光芒が雲海と秩父山塊を照らし始めると同時に、まるで動物の様に秩父市街地を埋め尽くした雲海が”うごめいて”きました。
早朝にも関わらず、雄大な雲海絶景撮影にカップルや観光客の方が訪れますが、”うごめく”雲海を見ていても飽きる事はありません。
「仕事で秩父市に来ましたが、宿の方にココを勧められて来たんですよ~。」
と、たまたま仕事で訪れた方と話す機会がありましたが、「宝石夜景」が見れた話をすると、
「コレは、ぜひ見に来たくなりますネ~~」
と笑顔で話されました。
霧が晴れてくると、ハイキングコースも見え始めました。
折角来たので少しだけハイキングコースを歩きましたが、初冬の美の山公園の森も、野鳥の”さえずり”を聞きながら清々しく歩けます。
木々を忙しなく遊んでいる、青色の羽毛がモコモコとした「ゴジュウカラ」が、カメラを向けても逃げる事無く、かわいらしい姿を沢山見せてくれました。
落葉した森は野鳥の姿をすぐに見つけられるので、バードウオッチングをするには初冬から初春辺りが一番良いかもしれません。
そう言えば桜やアジサイの木が目立ちますが、「花の山」とも言われる美の山公園は、そのシーズンごとに訪れてみたいと思いました。しかしもっと運が良いと、桜と雲海、アジサイと雲海も見れるそうで
「またそんな時期に来てみたい」
と思いました。
〇アクセスなど~
・公共交通機関はありませんが、無料駐車場有
・雲海は春季や、特に10~12月上旬くらいまでが発生しやすいとされます。
・自然現象ですので、いつも雲海が見れる訳ではありません。秩父市雲海発生確率予想サイトや、雲海予報Twitter、秩父市雲海見学ツアーなどを参考にされるとよいと思います。
・トイレと自動販売機あり
・夜間は冷えます。可能な限りの防寒が必要です。
千葉県の房総半島には、人力で掘られた”素掘りのトンネル”が数多く存在しています。
実は近年、非常に特徴的な“素掘りトンネル巡り”を楽しむライダーやハイカーが増え、密かな人気が出ており、SNSでも盛んに投稿されています。
素掘りトンネルは、現在でも人や車などの通行のため生活利用されており、また川の流れを変えるための素掘りトンネル(川廻しトンネル)もあり、その形や種類は様々です。
小湊鐡道「月崎駅」を降りて5分ほど歩くと、「永昌寺」と言う、正安元年(1299年)創建の、臨済宗の寺院があります。
山門に至る参道には、表情の異なる16体の石仏が置かれ、山門には見事な仁王様が安置されていました。
本堂の左手には曹洞宗の開祖、道元禅師様の銅像が建てられている、非常に由緒ある寺ですので、付近にいらしたらぜひ参拝をオススメしますが、この永昌寺は岩山??の上に建造されており、その岩山の下(永昌寺の下)に、素掘りの「永昌寺トンネル」があります。
県道172号線沿いにトンネルの入り口があるので、車内からトンネルの入り口を確認できますが、まるで将棋の駒の様な「五角形」の「永昌寺トンネル」は、「観音掘り」と呼ばれる方法で掘られた素掘りトンネルです。
ちなみに「観音掘り」とは、観音様を拝む時の両手を合わせた形から来たとされ、強度を保つための掘り方で、支柱などを使わず人力で掘るのに適していた
との事です。
このトンネルは明治31(1898年)年に掘られ、長さ142m、反対側の出口が見えますが、蛍光灯の灯がこのトンネルの怪しげな雰囲気を醸し出していました。
中に入ると、けっこう高さもあり、普通車ならギリギリ通過できる大きさか?
かつては市道として、このトンネルを利用していたそうで、トンネル内部は”素掘り”らしくボコボコしており、手で掘られた事が分かります。
山道を作って峠を迂回するより、トンネルを掘って短絡移動しようとする、当時の方の意気込みが伺えるようですが、その手掘り感が何とも言えず、
「本当にこんな長いトンネルを、良く掘ったな?」
と思いますし、トンネルの圧迫感や不気味さと共に、トンネルを掘った当時の技術の凄さなどを、一度に感じる事が出来ます。
トンネル滞在中にライダーさんが頻繁に訪れ、永昌寺トンネルをバックに撮影を行ってらっしゃいますが、このように素掘りトンネルはSNSで知られ、人気が出ている事が分かります。
そんな永昌寺トンネルの不思議な五角形と、撮影を行うライダーさんを撮影させて頂きました。
永昌寺トンネルを抜けさらに林道を進むと、小湊鉄道を沿いを歩きますが、ココは森と小湊鉄道撮影の名所で賑わう場所です。
さらに杉林に囲まれた林道ハイキングを楽しめますが、徐々に木々が生い茂り、”切り通し”を通過すると、不気味な口を開けた「柿木台第二トンネル」があります。
トンネル上部からツル性の植物が垂れ下がり、円形をした口径に、なんだか吸い込まれそうな感じがしますし、トンネル内に照明は無いため、それが余計不気味さを醸し出していました。
長さは40mはあるか?
と言った感じでしたが、トンネル中央部はかなり暗く、その不気味さに更に輪を掛けます。
”そそくさ”と通過しましたが、とは言え、このトンネルもまだ現役の、生活利用者が居る素掘りトンネルです。
さらに林道を進むと、永昌寺トンネルと同じ、観音掘りで掘られた五角形の「柿木台第一トンネル」を潜ります。
どちらかと言うと、永昌寺トンネルより柿木台第一トンネルの方が、五角形がよりシャープな感じもしますし、なるべく手掘り感を無くした丁寧な造りになっているのか、トンネル内部のデコボコが、それほど無いように思えました。
トンネルの外には竹林とカーブミラーが見えました。
なんかよい雰囲気??に思えたのでパチリ。
普段は撮らないカーブミラー撮影をしました(笑)
30分ほどの滞在で、ライダーさんなど4組もの観光客がこのトンネルを通過し、「柿木台第一トンネル」の素掘りさ??の素晴らしさに、感嘆の声を上げています。
「このトンネルは100年以上も前に掘られたトンネルだよ」
「そうなんだぁ~~。スゲ~~~~・・・・。」
と言う話声が聞こえました。
とは言え、重機など無い、今から100年以上も前の明治時代(明治32年1899年)に掘られた「柿木台第一トンネル」は、
・どのようにして掘ったのか?
・片側からか、両側から掘り進めたのか?
・両側から掘り進めた場合、レーダーなど無いのに、どうやって貫通時の誤差を最低限に抑えたのか?
とても人間の感覚のみで掘り進めたとは思えない「柿木台第一トンネル」。
もちろん永昌寺トンネルも柿木台第二トンネルもそうですが、その掘削技術の素晴らしさに、より疑問やロマンが湧くような気がしましたが、それ以上に”100年以上”経ても、マダマダ現役でトンネルが存在して使われている事に、当時の技術力の高さが伺えます。
更に1.2km歩くと、小湊鉄道の飯給(いたぶ)駅に到着します。
飯給駅付近にも「真高寺」と言う立派な寺があり、当時の参拝客も、これらの素掘りトンネルを利用して「真高寺~永昌寺」を参拝していたと思われます。
現在でもハイカーのみなさんは、月崎駅か飯給駅で下車し、「真高寺~永昌寺」参拝ついでに、これらの素掘りトンネルを観察しながら行き来してらっしゃいます。
またこの付近は各所に見どころが多く、人気のコースですので、素掘りトンネル観察も含め、ちょっと変わった??ハイキングコースの参考にして頂けたらと思います。
アクセスなど
・小湊鉄道月崎駅から500mほどで永昌寺。永昌寺トンネル経由で、「柿木台第二トンネル」~「柿木台第一トンネル」~飯給(いたぶ)駅間約3km
・月崎駅、飯給駅に無料駐車場有
・月崎駅の本屋およびプラットホームは、国の登録有形文化財に登録され、飯給駅は、桜や菜の花が駅付近に咲き誇り、ライトアップされるほど、花の名所と鉄道写真撮影地になっています。
※永昌寺トンネルと柿木台第二トンネル間の「小湊鉄道を沿い」付近から、地鳴りのような滝の音が聞こえてくる、「浦白川のドンドン」と呼ばれる、素掘りの”川廻しトンネル”があります(※中~上級者コース)。また、各所に石仏もあり、ハイキングコースに華を添えています。
知床峠は、羅臼町(らうすちょう)と斜里町ウトロの中ほどにある、知床半島を横断する国道334号線、知床横断道路途中にある峠です。
知床峠には展望地があり、また知床を訪れた観光バスの観光ルートになるほどのビューポイントですが、やはり何と言っても、目の前に日本百名山の1つでもある雄大な「羅臼岳」が、「ドーン」と聳えて見える様は、まさに
「スバラシイ大絶景・・・。」
のヒトコトに尽きます。
その余りにもの雄大さに、訪れた観光客の皆さん全員が写真撮影するほどの絶景ですが、ちなみに5月に訪れれば、まだら雪模様の羅臼岳、夏季は緑色に染まる羅臼岳、9月なると紅葉が始まり、10月下旬には、運が良ければ早くも山頂が冠雪し、滅多に見れない紅葉と合いまった美しい羅臼岳を望む事が出来ます。
本州から訪れた観光客の皆さんにとっては、5月でも雪があり、10月には紅葉した羅臼岳を望む事が出来るので、本州との余りにもの季節の違いに驚かれると思いますが、それにしても美しく素晴らしい知床の大自然。
ハイマツ林もあり、本州の上高地にでも来たかのような壮大な自然景観です。
知床峠は細長い半島に位置する峠らしく、両側に海が望める稀有な峠でもあります。
西側にはオホーツク海が望めますが、実はオホーツク海に沈む夕日の、知る人ぞ知る隠れ名所でもあります。
徐々に沈んで行く夕日を、観光客やカメラマンの皆さん全員が一心に見つめる姿は、何度見ても非常に印象的ですが、こんな峠から海に沈む夕日が見れる場所が、他にもあるかどうか分かりませんが、そう言った意味でも価値があるとされます。
東側には根室海峡の海が望めますが、その先の国後島(くなしりとう)まで望めます。
日本国有の離島でありながら、現在はロシアに占拠され、自由に行く事が出来ない北方領土。こんなにも近く、こんなにも大きな島である事に驚かれます。
(知床峠~国後島の直線距離は約25km、羅臼町街~国後島の直線距離は約20km)
「北方領土ビザなし渡航」
と言う言葉は、「聞いた事はある??」と言う方はいらっしゃると思いますが、これは元島民らが墓参り「北方墓参」などの目的で、ビザなしで渡航しますが、非常に面倒な特別な手続きを踏まないと渡航できない、その手続きを踏んでも、必ず行ける事が約束出来ない、そんな北方領土の島の一つが国後島です。
こんなに近いのに、余りにも遠い島が日本に存在することに、まさに違和感を覚えます。
知床は立ち入り禁止区域が多く、行ける範囲は限られ、夏季シーズンに訪れても、せっかくの世界自然遺産知床及び知床国立公園内を体感しにくい部分もありますが、その中で知床峠は、山や海、森や植生、運が良ければ野生動物などをお手軽に見る事が出来ますので、少し時間を取って知床峠を散策して頂けたらと思います。
〇アクセスなど
・知床横断道路開通シーズン中に限り、斜里~ウトロ~知床峠~羅臼間に定期バスあり
・知床峠に無料駐車場、バイオトイレあり。自動販売機や売店、また知床峠から羅臼岳への登山道はありません。
・知床横断道路の開通期や開通終盤期は、降雪や凍結などで臨時通行止めや開通時間の制限あり。
・知床はヒグマの生息地であるため、知床横断道路以外に立ち入る事は厳禁です。
津別町の山奥に「チミケップ湖」と言う名前の湖があります。
「チミケップ」とはアイヌ語で、「山水が崖を破って流下する所(水の流れが、山々を削って流れ出る)」と言った意味ですが、そんなチミケップ湖は殆ど観光開発がされて無く、湖畔には野鳥の森、キャンプ場、唯一の人工物のチミケップホテルがあるのみの、深い森に囲まれた知る人ぞ知る秘湖です。
11月なると、気温もぐっと下がり紅葉も美しく映えます。
チミケップ湖唯一の桟橋も霜で凍っており、危うく滑って落水しそうになりますが、おそるおそる桟橋の先端まで行くと、静かな湖水を湛えるチミケップ湖に魅了されます。
太陽が湖水を温め、湯気のような霧が湧き、青空と湖水と紅葉の絶景に華を添えていますが、何と言っても、鳥の”さえずり”しか聞こえない、水鏡になったチミケップ湖の絶景を独占出来て嬉しく思います。
頬に当たる風はひんやり感じますが、もうすぐそこまで冬が近づいている感じもします。
湖畔の散策道路を歩きます。
キャンプ場は誰もいなくて、白い幹の白樺が葉を落とし始めていました。
先ほどの桟橋と同じく湖畔まで歩いて行けますが、ここから眺める湖畔の紅葉が一番きれいでした。
ピークは10月中旬~下旬と思いますが、それでもまだ色を残す紅葉が太陽の光に輝き、それが水鏡に映り魅せられます。時折風が吹くと、カエデの葉が舞い散りますが、キャンプ場に落ちた黄色や赤色の葉もカラフルで綺麗でした。
散策道路は、探鳥遊歩道と見晴台コース、樹木園コースの3つのコースに分かれ、いずれも距離800m~1000m程度ですが、見晴台コースを歩くと、深い森の中の急坂を登り、辺りが開けたと同時に、深い森に囲まれたチミケップ湖を望む事が出来ました。
深い森の中に青い湖水を湛えるチミケップ湖は美しく、ここでコンビニで買ったおにぎりを食べますが、本当に清々しい景色が望める展望台は、しばらく佇んでいたくなるほどでした。
探鳥遊歩道を行った先にある野鳥の森では、何やら木を突くドラミング音が聞こえます。
その音をたどっていくと、盛んに木を突いている「アカゲラ」の姿を発見しました。
木に住む虫を探しているのでしょう。アチコチ飛びまわり木を突き、また飛んで木を突いており、非常に忙しないですが、「アカゲラ」と言うのは「キツツキ」の事で、白地に黒色と赤色が目立つカラフルな色合いをしてます。
余談ですが、野鳥の森には「コゲラ」「ヤマゲラ」「クマゲラ」などの「キツツキ」もいますが、「キツツキ」と言うのは、それらの鳥の総称であって、「キツツキ」と言う名前の鳥は存在しません。
チミケップ湖畔を散策し、チミケップ川を少し下ると「鹿鳴の滝」があります。
滝と言っても一本滝では無く、七段の岩床を流れ落ちる滝ですが、森の中を流れ落ちる滝のせせらぎは癒されます。
チミケップ湖唯一の「チミケップホテル」では、宿泊だけでなく、喫茶や食事も楽しめます。
散策に疲れたら喫茶で小憩も出来ますので、散策を兼ねて利用されるとよいですが、非常に高級感あふれるホテルでしたので、機会があれば利用してみたくなりました。
ギャラリーには、チミケップ湖で撮影された美しい写真が飾られており、魅了されますが、春夏秋冬どの時期でも美しい写真が撮影されているので、機会があれば撮影に来たくなりました。
散々チミケップ湖や森に癒されましたが、大自然の中でキャンプやバードウオッチングを楽しんだり、また先ほどの桟橋から、カヌー体験もできますので、事前にHPなどで検索されてから訪れて頂くとよいと思います。
また冬季は湖が全面結氷しますが、その時期はワカサギ釣りが楽しめます。
本当にチミケップ湖は観光開発されてない、自然のままの秘湖ですので、参考にして頂けたらと思います。
〇アクセスなど
・北見市方面より国道39号線→道道27号線→道道682号線経由でチミケップ湖方面へ。車で約50分(うち砂利道約10km)
・津別町方面より国道240号線→道道27号線→道道682号線経由でチミケップ湖方面へ。車で約30分(うち砂利道約10km)
・北海道北見バス 開成・津別線「チミケップ入口」バス停より7km
・チミケップ湖キャンプ場利用期間は5月中旬から10月下旬(津別町観光協会などに事前問い合わせが良い)
・釣りやカヌー、マウンテンバイクなどのレンタルは、チミケップホテルに要問い合わせ
・トイレはキャンプ場にありますが、キャンプシーズン外は閉鎖します。売店はありません。
・道道27号線→道道682号線経由でチミケップ湖へのアクセスに限り年中通行できますが、それ以外の林道や道道は、冬季間不通になります。
「朝日ヶ丘公園」と言う名前の公園は全国各所にありますが、北海道大空町にある「朝日ヶ丘公園」は、女満別(めまんべつ)空港に近い丘の上にある公園です。
散歩がてら行ける丘の上にある公園ですが、7~10月に訪れると、一面のひまわり畑に圧倒されます。
その規模は約10ヘクタール、本数にすると200万本だそうで、余りにもの大規模に、嫁さんも大はしゃぎするほどでした。
青空に映える金色のひまわりですが、背の高い”大輪ひまわり”品種では無く、背の低い畑の肥料(緑肥)用のひまわりで、写真が撮りやすいです(嬉)
実はコノひまわり畑は「朝日ヶ丘公園」周辺だけでなく、女満別空港横のリサイクルセンター前やトマップ川公園にもひまわり畑があり、また時期をずらして播種されるので、どこかでひまわりは咲いており、長い期間ひまわりを愛でる事が出来るので、ひまわりを”はしご”される方もいらっしゃいます。
展望台に登ると、「美瑛の丘」の様なパッチーワークの畑が望めます。
そのパッチーワークの畑の奥には、北西方向に網走湖、北東方向にはオホーツク海と、斜里岳や知床連山まで、南側は女満別空港や遠く山々まで望める絶景スポットです。
そんな絶景が望める展望台ですが、国道や市街地から離れているので人工音も少なく、野鳥の”さえずり”も聞こえ、また女満別空港への搭乗前後などに、気軽に寄る事が出来るスポットでもあります。
展望台からは、黄色の畑や緑色がきれいな畑など、美瑛の丘に負けないほど美しいパッチワークの畑が見えますが、その中で真っ白い畑が見えました。
「あの白い畑はなんだろう??」
と不思議に思い、周辺散歩を兼ねて白い畑に行くと、白く見えたのはカモミールに似た花が咲いていました。カモミールなら、ハーブ採集用に植えたのかどうか分かりませんが、こんなに真っ白い畑は初めて見ました。
野菜の花でも、ジャガイモの白色や紫色の花が畑一面に咲いていると綺麗ですし、観光客の方が、たびたび撮影してらっしゃる姿をよく見かけます。
また秋には牧草ロールが転がっていたりするので、季節を問わず色んな姿の畑が見れるので、「朝日ヶ丘公園」の周辺散歩は飽きることが無く、また北海道らしい畑の景色撮影スポットが満載です。
5月に訪れた時、緑の小麦畑の向こうに赤い屋根の農具小屋があり、
「小麦が実る頃に来たら、赤い屋根の小屋とマッチした景色が見れるのかな?」
とその時に思い、今回はひまわり鑑賞も兼ねて訪れましたが、果たして、収穫前の黄金色に染まった小麦畑の奥に、赤い屋根の農具小屋が映えます。
小麦畑をそよぐ風を、心地よく感じながら空が晴れ渡る時を待ちますが、その間の何とも言えないヒトトキは、とても清々しく癒されます。
ようやく青空と白い雲がマッチした時を狙って撮影しましたが、普段何気ない農具小屋が、こんな感じで景色に溶け込んだ一枚が撮影出来て良かったです。
先ほどの小麦畑から少し歩くと、北海道らしい、波打つ一直線の道路があります。
この道路は何度見ても胸が空くような絶景が望めるので、お気に入りの道路ですが、何よりコノ道路は電柱が無く、また正面に斜里岳の独立峰見えるので、「朝日ヶ丘公園」を訪れたら必ず見に行く場所です。
実はここは、黒澤明監督が「夢」を撮影したロケ地、「オーヴェールの丘」があるので、知る人ぞ知る名所でもあります。
「今日は斜里岳がよく見えますね」
と、観光客の方に話しかけられましたが、ここは毎回旅の終わりの女満別空港へ行く前に立ち寄るそうで、今回の北海道旅行が楽しかった話を聞きながら、一緒にその絶景を堪能しました。
「朝日ヶ丘公園」やその周辺の畑の作物は、輪作の関係で同じ作物が植えられる事は殆ど無いので、いつ行っても違う畑の景色が見れますし、「朝日ヶ丘公園」周辺を1~2km歩くと美しいパッチワークの畑や、素晴らしい農村風景に感動したり、写真撮影スポットになっています。美瑛の丘より観光客数は各段に少ないので、ゆっくりマッタリ散策できますので、参考にして頂けたらと思います。
〇アクセスなど
・女満別空港より10km、網走市内より20km。無料駐車場有り
・JR石北本線女満別駅より5km
・展望台に自動販売機とトイレあり。売店はありません。
・「朝日ヶ丘公園」周辺には、1~2kmの周回道路がありますので、天気や体調に合わせて散策して頂くとよいですが、農道ですので、農耕車の邪魔にならないように散策をお願いします
・靴などに付着した病害虫や細菌などが蔓延する恐れがあるため、畑に入ってはいけません