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梅雨の晴れ間、滅多に動かさず今や飾り物みたいになってしまっているバイクを引っ張り出した。
特に行く当てもないままに走る。
泉北ニュータウン周辺を彷徨っていると『多治速比売神社』の案内板が目に入ったので立ち寄った。
駐車場は無料で3ヵ所ほどあった。
神社入口の鳥居から出てきた母子連れが境内に向かって頭を下げている。
私も礼をして境内に入ると、鮮やかな朱色の建物が見えた。
境内には13の末社等が立ち並んでいて、併せて荒山宮と呼ばれているらしい。
福石社という所には、石が二つ並んで祀られている。
何だろうと思って説明書を見ると、農夫婦が貧乏神を追い出すために戦ったが手強い。そこで嫁は着物を脱いで色鮮やかな腰ひもを貧乏神に突き出すと、貧乏神は力が抜けて夫婦に取り押さえられた。貧乏神は「来世は福の内と呼ばれる神に生まれ変わる。ほな、さいなら」と言って石になった。この後、夫婦は金持ちになったが、この福を自分たちだけが授かったのではもったいないと、石を神社に寄進したというお話。
本殿は室町時代の建造物で国の重要文化財。
入母屋造りの美しい建物だそうですが、これを拝ませていただくには事前の予約が必要ということでした。
お参りする人が結構多く、私が滞在している10分ほどの間にも5組の方々が来られてました。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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