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長岡樹林地の口コミ一覧

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場んでっとさんのクチコミ
2022年02月02日に投稿されました。
トウキョウサンショウウオがいるかもしれない池
有志によって整地されている
蛇が出る。バードウォッチャーもよくいる。
あちこちに沼っぽいのがある
寒々とした雑木林
落ち葉や枯れ枝も撤去されて林業職のかかわりを感じる
樹林地出入口
作業小屋
バードウォッチングに最適な樹林地。
勾配の緩やかな山道を歩いてる気分になる。

■概要

トウキョウサンショウウオ(絶滅危惧2類)の生息地の北限と言われる貴重な保護林である。

小型サンショウウオは現在進行形でアライグマやザリガニ等に捕食され数を減らしている(美味しいらしくてよく捕まってるそうだ)。
かつ販売業者による卵塊と生体の捕獲、ヤフオク販売等が問題視されていた。

トウキョウサンショウウオは2020年に種の保存法によって国内希少野生動植物種のうち特定第二種国内希少野生動植物種に指定され、販売・頒布目的での捕獲や譲渡が禁止された(やったーーー!売人を警察に逮捕してもらえる!バンバン通報してOK!!)。

その他サンショウウオについても追加指定がなされた。

2022年1月24日より規制適用。
小型サンショウウオの多くが販売や販売目的の捕獲・所持・陳列が禁止となった(やったーーーー!!ヤフオクから乱獲業者を駆逐だーーー!!)。

罰則は30-100万の罰金、そして逮捕と身柄送致である。


■感想

2020年末、生物界隈がとてもザワザワしていた。
それというのも、
幼形成熟(ここが重要。ウーパールーパーのあのフサフサがついたやつ)したエゾサンショウウオが89年ぶりに北海道胆振地方の池で発見されたのだ。

以前から、現地フィールドワーカーの間では
「いたよ…」
「みたことがある…」
「いる…」
と噂レベルでは認知されていた。

しかし、幼形成熟してない普通に成熟したエゾサンショウウオは以前から群生が見つかっていた。
そして「幼形成熟を見た」という伝聞や経験談、写真ばかりで現物が一個もない。

なにかの見間違いではないか?
いるかもしれないけど、ツチノコみたいなものではないか?
いても90年近くも見つかってないし北海道は広すぎてゲットは無理だよ。

と疑念の的であったのだ。


今回は北海道大学の研究者たちがクマスプレーを持参してヒグマ山に夜間突入。
幼形成熟してないエゾサンショウウオの命がけの調査の果てに偶然にも幼形成熟個体を発見、その伝説級の快挙に生物界隈が激震したのだ。


2020年の発見から経過して2021年末。
岐阜県アクア・トト(水族館)で幼形成熟エゾサンショウウオの展示開始。

そして2022年1月24日より種の保存法に基づいて捕獲や譲渡などを規制する「国内希少野生動植物種」に新たに指定を追加(小型サンショウウオが追加)。

2021年末、とってもサンショウウオ界隈が熱かったのだ。

そんなサンショウウオが生息する長岡樹林にやってきた。
幼形成熟ではないが貴重な種だ。
ウキウキだ。

しかし土地勘がない。
高齢者が樹林地の坂道から上がってくるところに遭遇した。
「池はすぐですか?」
「はあ?」
「池はすぐですか?」
「はああ?」
「池はすぐですか?」
「耳が遠い!!」
のやり取りから身振り手振りで会話して「池はすぐ」との情報を得て樹林地に飛び込んでみた。

雰囲気はほぼ山の中。
縦に細長い道を下りていくと10分もしないうちに池に到着。
凍っている。

長岡樹林には大きな池、そして沼地が少し。
どれにサンショウウオがいるかはとんと分からない。
しかもどの水辺も凍っている。
これではサンショウウオも凍るのではないか。
溶けてまた生き返るのだろうか。
見回したがサンショウウオ発見には至らなかった。
謎は多い。

などと思いながら散歩していると双眼鏡を構えたバードウォッチャーと遭遇。
蛇がよく出る広場に鳥が集まってるらしい。

整備ボランティアとも遭遇。
機械でばりばり伐採を行っている。

サンショウウオには出会えなかったが散策にぴったりのとても気分の良い山道だ。
ここは推せる。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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