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350年以上も前から存在し、かつ金沢の割とメジャーな観光スポットです。
地元民はなかなか行かないので、私もこれが初めての訪問です。
こちらのお寺は別名「忍者寺」とも呼ばれています。
この名前の方が有名だと思います。
こう呼ばれる由縁は、戦があった時やお殿様が一般の人と顔を合わさずにお参りする時のために隠し階段や落とし穴、隠し部屋など、至る所に仕掛けがあり、まるで忍者屋敷のように複雑な造りになっいるからです。
忍者はどこにも居ません。
電話での予約が必須です。
色んな口コミで予約の電話の対応が酷いと書いてあったので、どんな風に言われるんだろうと覚悟して電話してみましたが、至って普通で拍子抜けでした。
毎朝通勤ですぐ横の大通りを通りますが、コロナ以前は修学旅行らしき学生の小グループや、外国人観光客が歩道をゾロゾロ歩いていましたが、今は全く見かけなくなったせいか、どの時間でも空きがあると言われ、すんなり予約できました。
私は土曜日の10時の回に申し込みました。
10分前の集合で、その回は20人ほど居ました。
まず受付を済ませ、本堂で5分ほどテープでの説明を聞きます。
終わるとすかさず事務服の女性の係の方の説明があり、名前が呼ばれて3つのグループに分かれて見学になります。
うまいこと、他のグループと鉢合わせにならないような順路になっている様です。
無駄のない動きと流れるような説明で、きっかり40分間見て回りますが、あっという間です。
寺の中は 「撮影一切禁止」です。自由行動も×です。
外観は2階建てですが、実は4階建て7層になっていて、部屋の数は23,階段は29もあるそうです。
ガイドさんなしでは一度入ると出られないといわれているのも大げさではないかも。
内側からは開けられない「切腹の間」もあるので、はぐれないよう注意です。(実際に使用された記録はないそうです。)
中央にある井戸の説明で、実はこの井戸には横穴があって金沢城までの隠れた通路だったというのが驚きでしたが、誰も確認していないそうです。
何で確認しないのか?とツッコミたい所でしたが、つっこめる雰囲気ではありません。
案内の方は結構な早口の説明と扉などを”サッ”と開ける動作が印象的でした。
見学後、御朱印が欲しかったのですが、流れるように外に出されタイミングを見失い、最初に待っていた所のインターホンで御朱印が欲しいと言うと、名前を聞かれ(おそらく見学した人かどうかを確認している)書き置きの御朱印をいただけました。
この時は屋根の修理中とかでお寺の外観が見えなくなっていたのが残念でした。
何でこのタイミングで来てしまったのか。我ながら間が悪い。
時間厳守ですので、歩いて5分ほどのにし茶屋街で時間調整しながら待つと良いでしょう。
所要時間がきっちり決まっているので、その後の予定が組みやすいです。
令和になっても予約は電話のみ。拝観料の支払いは現金のみです。
未就学児は見学できないので、注意してください。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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