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大豊神社の口コミ一覧(7〜8点)

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GAYOSHIさんのクチコミ
2023年01月09日に投稿されました。
大豊神社(おおとよじんじゃ)は、京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町にある神社で、鹿ケ谷・南禅寺一帯の産土の神、氏神様です。

社伝によると、仁和3年(887)宇多天皇の御悩平癒祈願のために、贈正一位尚侍藤原淑子が勅命を奉じて、少彦名命を東山三十六峰、第十五峰目の椿ヶ峰に奉祀して創建されました。後に応神天皇と菅原道真公が合祀されました。昭和29年には、京都市よりいにしえの都の古刹として「名勝地」に指定されています。

大豊神社は、京都を代表する観光地・哲学の道の南端にありますが、観光客が多く訪れるところではありません。知る人ぞ知る全国約8万社ある神社のなかでも珍しい狛ねずみが鎮座する神社で、干支がねずみの年には多くの参拝者で賑わいます。

永観堂から哲学の道を北へ歩くと2匹のねずみが描かれた大きな絵馬が神社の目印。
そして哲学の道を横切って緩やかな坂を登れば、豊かな緑に囲まれた大豊神社へと到着します。

狛ねずみがあるのは本殿ではなく、そこから東へ少し歩いた先にある大国社に鎮座しています。
向かって左側のねずみは、万物の根源である水玉を抱えています。

それにしてもなぜ狛犬ではなく狛ねずみなのでしょうか。
大国社の祭神として祀られているのは、出雲大社の祭神としても知られる大国主命です。日本最古の歴史書『古事記』によると、あるとき、素戔嗚尊が大国主命の力を試そうと広い野原に立たせて草に火を放ちました。
火はすぐに燃え広がり、大国主命は窮地に。このとき、一匹のネズミが大国主命の前に現れ、「この下に穴があるよ!」と教えたそうです。
大国主命は穴にもぐることで、絶体絶命のピンチから逃れることができた、まさに大国主命にとってねずみは「命の恩人」。今もこの社では、2体のねずみが対になって大国主命を守護しているということです。

その他、末社として大国社の他に、 火伏せの狛鳶(とび)の愛宕社、鬼門除けの狛猿の日吉社、商売繁昌のお稲荷さんもお参りできます。
御神徳としては、治病健康、福徳長寿、学業成就、縁結び、子授け安産があります。

また、境内では、春先のしだれ紅梅と椿を楽しむことが出来ます。
私が訪れた11月下旬には紅葉を楽しむことが出来ました。


住所  京都府京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町81-1
交通  ●市バス「宮ノ前」下車、徒歩約8分
●市バス「東天王町」下車、徒歩約10分
拝観料 無料 境内の参拝は自由です。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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