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京の夏の旅〜2
昨年の夏も行った大覚寺。門跡ということでしたが、敷地内に皇室関係の住居が移築されていたとは知らず、拝観の時もそばを素通りしていました(⌒-⌒; )
今年はこの秩父宮御殿が京の夏の旅の企画で5年ぶりの公開ということで、物珍しさも手伝って行ってみることに。
京の夏の旅では大抵の文化施設の拝観料が600円ほどなのですが、こちらは大覚寺に入るのに通常の500円、御殿の前でさらに400円とけっこうかかります。
大正時代に霞が関離宮(今の国会前庭だそうです)に建てられたものが、後になって大覚寺に下賜され、ここへ移築されたのだとか。3部屋あり、当時の最高の襖絵の画家3人がそれぞれの部屋の絵を手がけています。嵐山に自生する植物が、華やかに散りばめられていました。
今の天皇家の方々もこちらへお越しのときにはここで休憩されるそうで、建物に入ってすぐの和洋折衷の部屋には素晴らしく上品な布張りのソファーセットが置かれていました。奥の部屋には有栖川宮が使っておられたという箪笥や香道の道具一式も。
もちろん触れることも部屋に入ることもできず、廊下から拝見するだけですが、滅多に目にすることのできない最上のものに、ただただ感服しました( ´ ▽ ` )
《オープン》
10:00-16:00 (受付終了)
京の夏の旅の企画のうち、ここだけが時間制での案内となっています。
私たちは平日だったので解説の方も人待ち状態で、行くとすぐ案内してもらえましたが、混んでいる時は待たされるかもしれません。
ちなみに、この特別公開は2015年9/30までです。
《料金》
大覚寺500円 + 秩父宮御殿400円 合計900円
《アクセス》
京都駅から市バス28系統 約1時間 大覚寺 下車 すぐ
帰りのバスの時間を見ておくことをお勧めします。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。