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10月14日から11月26日までの44日間、石川県では国民文化祭「いしかわ百万石文化祭2023」が行われていて、その目玉事業の一つとして金沢城公園で「チームラボ金沢城光の祭」というイベントをやっています。
毎日のようにテレビや新聞で取り上げられていて、見たいなぁ思いつつも、入場料1600円(金土日祝は1800円)がネックとなり葛藤していましたが、我慢しきれずに行ってきました。
普段の金沢城公園は入場無料で入口も何カ所かありますが、チームラボは兼六園から橋を渡った所にある、石川門口からのみ入場可能です。
私は入場してすぐのチケット売り場でチケットを購入しました。
平日の18時過ぎだったので、待ち時間なしですぐに購入、入場できました。
まず最初に見えたのは地元の新聞で一番写真が掲載されていた華やかなプロジェクションマッピングです。
思わずそこで立ち止まってしまいますが、ここはまだチケットが要らない場所です。
チケット確認のテントを抜けて入場となりますが、見事なプロジェクションマッピングにまたもや立ち止まってしまいます。
「後でもっと近くで見る事が出来ますので…」と係員の方に促され、先に進みます。
真っ暗で、普段よく金沢城公園を散歩しているのに、いつもと全然雰囲気が違ってどこを歩いているのかさっぱり分かりませんでした。
最初の作品は石垣に大筆で書く書道パフォーマンスのようなプロジェクションマッピング「古えの石垣の円相」です。
プロジェクションマッピングを見るのは初めてではないのでこの程度では感動できませんよ。
次に進むと、こんな所あったんかなぁという場所に誘導されます。
人が集まっている先を見ると何やら赤い光が。何?何?
見ていても何も動きはなく、係員さんの説明によると、その赤い光を見ていると周りに火花のようなものが見える…らしい。え…。
他の人も係員さんに「これだけですか?」と確認していましたが、これは酷い。
一気にテンションが下がってきました。
1600円も払ってコレ?!
あ~来るんじゃなかった…と思いながら進んだ先にはテレビでも見た石垣に映し出されたうさぎやカエルの大名行列のような映像です。
こちらもテレビで見たのに、幻想的でまるで異世界に迷い込んだかのような感覚になり、長い時間見入っていました。
それから、テレビで見た時にはあんまりいいとは思わなかった「自立しつつも呼応する生命」は意外と…いやいやとっても面白かったです。
無数の光るたまご型のバルーンがあり、最初は小ぶりの光るたまごで、ポンポン叩いて色が変わるのを楽しんでいたのですが、先に進むにつれ、たまごのサイズがだんだんと大きくなり、身長よりも大きく、密度も高くなっていきます。
カラフルに光るたまごの前でポーズをとってそのシルエットを楽しみ、先へ進もうとたまごの間を通り抜けようと思ったら反対側から押されたり、こちらからも押してみたりとおしくらまんじゅうのようになって、童心に帰ってはしゃいでしまいました。
色んな色でライトアップされた並木道「呼応する木々」を抜けると、最初に遠くから見た、三の丸広場の五十間長屋の石垣に映し出された色とりどりのお花でかたどられた動物達を間近に見る事が出来ます。
近くで見ていると夢の中にいるような美しい映像ですが、ちょっと引いた所で見てみると、来場者のシルエットが浮かび上がる様子もまたいいなと思いました。
最後に出口近くで人だかりがあったのは、「お絵描き武将」です。
用意された紙に武将たちを描くと、自分が描いた武将が目の前の大きなスクリーンの中で動き出します。
タッチすると吹き出しのセリフまで出ていました。
また「お絵描きファクトリー」では、描いた武将の絵を缶バッチにすることができますので、良い記念になりますね。
行く前はあまり感動できなかったら嫌だなぁと思っていたのですが、やはりテレビと違って実際に見てみると迫力も違うし、行って良かったなと思いました。
ただ、夜景が私にとっては鬼門なので写真でこの美しさや迫力を伝え切れないのが残念です。
手振れ写真が山の様に撮れました(笑)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。