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兵庫県姫路市と言えば、世界文化遺産姫路城が思い浮かぶが、その姫路城から北へ約15キロの地にも城がある。
前々から行きたかった場所だが、ついつい伸びた。なぜなら大阪から兵庫へ行くには中国道の渋滞がある。
必ずと言っていいほど西宮山口や宝塚付近で混む。
ところが今日は渋滞無し!!!
それ行け〜〜〜〜〜〜〜(●^o^●)
近畿自動車道〜中国道〜山陽道と走る。
山陽姫路西IC手前で右方向を見ると、山の上に城が見えた。
高速を下りて少し走ると目的地だが、少々道路がややこしい。目的地をいいかげんにセットしたナビは、ここで嘘を教え、しばし巨大迷路に迷い込んだような状況となるが、ようやく駐車場に到着。
城のエリアと、石のエリアそれぞれに駐車場があるので、エリアを移動するときは車でも良い。もっとも歩いても5分もかからないが・・・。
中世ヨーロッパの古城を再現した城は小高い山の上に建てられているが、城の入り口まではモノレールで昇って行くことができる。(無料)
建物は、石ではなく、鉄筋コンクリートだと思うが、いい雰囲気を出している。
大阪市内のビルも四角ばかりでなく、こんなお城型のビルをいっぱい建てたら楽しい町になるのではないか。
バルコニーにはビアガーデンがあって楽しく呑む。お伽噺の一場面のように語り合う恋人同士・・・話を戻そう。
内部は7階建てで、各部屋には様々な絵などが飾られているが、障がいのある人が、口だけや、足で描いたという絵が多数飾られていたりして感心させられる。
城の中を充分に歩いたあと、再びモノレールで下へ降りて、城のエリアから、石のエリアへ移動。
世界各国の石像や構造物のレプリカが迎えてくれる。
入るとすぐにモアイ、凱旋門が迎えてくれる。
淡路島の、おのころアイランドは世界の建物のミニチュアが並んでいるが、ここは石で創られたものが集められている。
通路脇には大昔の石の貨幣がゴロゴロ展示されている。前を歩いているアベックの女性が彼氏に言った。
「ちょっとコーヒー飲みに行ってくるわ〜と言って、このデカイ石のお金を転がしていくのは大変ね〜」
なかなかの想像力です。
小便小僧の団体もあり、自由の女神もある。圧巻は兵馬俑、1000体が展示されているというが、なかなかの見ごたえである。
石造りと言えば万里の長城。 実物とサイズが一緒ということだが、現在の全長は約2キロメートル。
この長城を抜けるとまた様々な展示があるが、コースは徐々に上り坂となる。
山を登りきるとお寺。羽柴秀吉によって滅亡した峰相山鶏足寺が400年以上の時を経て再建されているが、このお寺は『おみくじ』発祥の寺という。
寺からの下り道は、らかん道を歩く。その名のとおり、数え切れない石像が並ぶ。
下りると、天安門。中国で造られ、解体して日本に運び、組み立てられたという説明。着色は現地から職人さんが来て手書きで描かれたという。
隣の山には、双塔寺。近くへ行きたかったが足腰が弱ってる身には辛いものがあったので、遠くからの鑑賞のみにする。
すべてを堪能するには弁当持ちで一日必要だ。
駐車場 無料
入場料 大人1300円
小人(小・中学生) 600円
(2010.9現在)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。