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高野山の口コミの写真を見直したら、小さい・・・。
なんでかしら? これは口コミの編集をして写真も大きいものに変えないと! と思ったが、自分の436件の口コミの中から過去をたどって高野山の口コミを探すのは至難の業。
あっさり再投稿させてもらうことにした。
あの日・・・まだ現役で秘書係の運転手をやっていた頃の懐かしい日記が残っていた。
★
2009年1月
金剛峯寺(高野山・和歌山県)出張
スタッドレスタイヤが古い。すでに新品から6年は経過しているので性能に疑問がある。通常使用では3〜4年もすれば硬化し、冬用タイヤとしての柔らかさが損なわれているというから6年以上となると信頼できないが・・・・
秘書「たんぽぽ君、出張じゃ。朝7時発、行き先は高野山」
たんぽぽ「なんで・・この時期に・・・」
社長車は、この春で10年目のクラシックカー・・・運転手もポンコツ、タイヤは上記の通り。この状況で冬山へ行くとは、いい度胸をしている。
午前7時出発となると、自宅からの出勤に不安が残る。この時期だから凍結や雪で交通が乱れる可能性がある。
遅刻は絶対に出来ないので事務所に布団を敷いて寝ることにした。
去年、雪が降った日に地下鉄に乗ると『雪の影響でダイヤが乱れています』というアナウンスが流れた。
地下鉄とは基本的に地下を走行している乗り物である。なんで雪の影響? 答えは簡単だった。
終点の操車場は地下ではなかった。雪のためにポイントの切り替えが出来なかったことが原因という。
午前7時、エンジン始動、点検、出発。大阪市内〜羽曳野〜富田林〜河内長野〜和歌山県。
国道370を走って山中に分け入る。高野山街道と呼ばれる国道480に入ると一面の銀世界となり、路面にも真っ白に雪が積もっている。
驚いたことに?古いスタッドレスタイヤは十分にその機能を果たし、しっかりと雪道をグリップしている。車庫の中で適正に保管していたら、案外長持ちするものだ。
午前10時、金剛峯寺の駐車場に到着。空いているので、もう少しタイヤテストをしようと、ハンドルを切りながら急加速してみると、やはり車はお尻を振って横滑りするが、逆ハンを当てると止まる。まあ、何とかなるか。
ここでの仕事を終えて、午後になる。
秘書「さあ、今度は和歌山県庁へ行こう〜」
たんぽぽ「もう・・帰ろうよお」
高野山大門前の大きな気温表示板にはマイナス4度。
お昼でこれなら朝は何度だったんだろう。
雪の山道を下って下界に着く頃には車はドロドロ、下の気温はプラス5度と表示されていた。ようやく和歌山市内へたどりつき、ここでの仕事が長引き、終わったのは午後9時。
大阪本社の車庫に帰ったのは午後10時30分、走行239キロ。これから片づけをしたら11時。
今から帰宅しても12時、風呂に入って寝るとしたら1時・・・寝るだけに帰るのも無駄と思い、自宅に電話する。
たんぽぽ「今日も遅くなったわ」
家内「いっそ今日も泊まったら?」
たんぽぽ「・・・そうするわ・・」
家内「おやすみ〜♪」
先手を打たれた・・・。
★
という日記だった。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。